しあわせ日記

9月21日(日) 来月の新企画
 ちょっと早いですが、来月からの新企画の予告を。

 幸せ雑記では、「幸せ問答」というページをオープンします。幸せに関する問いとその答えを書くつもりです。

 幸せになる方法では、「幸せになる能力養成講座」をスタートします。

 CGIを使ったものを始めます。
 掲示板は、いくつかのテーマ別に置く予定です。
 幸せ雑記にコーナーの中に「私の幸せ」。心の散歩のコーナー中に「私への手紙」。幸せになる方法のコーナー中に「私の幸せになる方法」。
 人生相談のコーナー中には、話を聞いてくれるCGIを作る予定です。簡単なものですが、私にしかできないオリジナルです。どなたかの役に立ってくれればいいな、と思っています。乞う、ご期待(あまりしないでね)。

 ホームページの中では、ちょっとひと息のところに簡単なものをいくつか加えます。役に立つリンクも置く予定です。

 さぁ、ここに書いたからには、できるように頑張ろう!



9月22日(月) 夏の終わり(2)
 「夏は終わったね」
 「ビーチボーイズ」(フジテレビ)の中で、広海(反町隆史)は言った。

 夏の終わり、祭りのあと、宴・式のあと、どれも幸せの余韻とどこか寂しいイメージが残る。好きなテレビ番組の最終回も少し寂しい。

 人生の中には、大きな幸せ、強い幸福感を得られることは何度かある。たとえば、式のあること(入学、卒業、入社、結婚、昇進、落成など)。それを手に入れたい幸せと考えている人はたくさんいる。
 過去に実際に得た時にはどうだったでしょうか。すごく幸せだっただろうか?得た幸せをそのあとも感じているだろうか?
 今の幸せを感じる習慣のない人は、式の前後にもそれほどの幸せを感じられず、式のあとには幸せを感じることはほとんどないと思う。

 私たちが人生の目標としているものは何のため?
 そのために不幸になるのはおかしい。それを得られた時には大いに幸せを感じるチャンス。得た幸せは失わない限り持ち続けている。

 夏の終わりは秋の始まり。春・夏・秋・冬、それぞれに良さがある。夏のような幸せもいいが、春や秋のような幸せもいいものだ。冬のような幸せだってある。
 人生もその時々の良さを愉しめばいい。



9月23日(火) 幸せになれる薬
 今夜の「たけしの万物創世紀スペシャル」(テレビ朝日)は「薬」がテーマだった。

 幸せになれる薬「プロザック」(抗うつ剤)が紹介された。アメリカでは多く用いられているらしい。この薬については、昨年12月に「NHKスペシャル」でもやっていた。

 一般に、薬を使いすぎると、だんだん効きにくくなるという。薬も、時と場合によって、使いようだと思う。安易に使いすぎないほうがいい。

 漢方は、時間をかけて体質改善をし、人の自然治癒力を高めるのが目的だという。

 我慢をすれば(自然に治るのを待てば)、耐性ができると思う。我慢のできない人は不幸になりやすいと思う。

 心の自然治癒力、心の体力(精神力?)を高めるにはどうしたらいいか?
 力を使う、甘やかさない。使わない部分は退化する。甘やかせば弱くなる。
 心のトレーニングをする。来月から「幸せになる能力養成講座」を開講します。乞う、ご期待。



9月24日(水) 試用中
 今朝、掲示板を設置してみた。たくさんのホームページで使われているネットサーフレスキュー[Web裏技]さんちのminibbsです。すんなりと動いた。
 これからテーマ別の掲示板をカスタマイズして作成する。その間に試用してみようと思います。なんでもどうぞ。ご自由に使ってみてください。きょうの日記を読んだ人だけのヒミツの掲示板です。

 もう1つ今作成中なのは、話を聞いてくれるCGIです。
 とりあえず、「なんでもカウンセラー」と名づけてみました。"トキオ"くんがなんでも「ハオハオ」と、黙って話を聞いてくれます。まだこれから手直しをしますが、よろしかったら試用してみてください。(ご意見・ご感想等いただければ幸いです)
 将来的には、相手の言葉によって適当なあいづちがうてるようにしてみたいと思っています。
 このCGIのベースは、やはりレスキューさんちのWebROBOTです。WebROBOTは"人工無能"と呼ばれる1対1の対話型インテリジェント知識ベース簡易システムです。"人工知能""ロボット"などというとすごく賢そうですが、"トキオ"くんは今のところ、バカの1つ覚えの「ハオハオ」としか言いません。
 でももしかしたら、ヘタな忠告をしてくれるより役に立つのではないか、などとも思っています。まぁどんなものか、とりあえずお試しあれ!



9月25日(木) 甘やかされた子ども
 今月の人生相談「幸せになれない」のために、「どうすれば幸福になれるか」(W・B・ウルフ/前田啓子訳/一光社)を読んだ。次のような記述があった。
 甘やかされた子どもは、遅かれ早かれ自分の希望どおりに扱ってくれそうもない世の中に一人放り出され、敵国の外国人だと自覚する。不幸にも、甘やかされた子の大部分は、困難から脱出するために安易な解決策をとろうとする。誰かほかに彼を甘やかしてくれる人を見つけ出すのだ。これがうまくいくと、彼らは自分の人生を、そして人を幸せにする資質を身につけるチャンスをなくしてしまう。その結果、いつまでも無責任な成人した子どものままの大量の人間の群れが繁殖するのだ。
 もし、あなたが甘やかされた子どもだったとしたら、ライフパターンに独立心、社会的感情、社会的勇気を組み入れない限り、幸せになれない。
 決して、親は甘やかそうとして育てたのではない。可愛がり、不幸にしないように大切に育てたつもりに違いない。
 本人も幸せだったかもしれない。

 今自分を甘やかせてくれる人がいない(本人は、愛してくれる人、幸せにしてくれる人と思っている)、と嘆いている人は運がいいかもしれない。人を幸せにする資質を身につけるチャンスだ。

 今考えると、私も甘やかされた子どもだったような気がする。だから、悩み、幸せになりたいと強く思った。
 甘やかされた子どもが不幸だとは思わない。自分を育てる時期が遅くなっただけだ。それも自らの意志で自分を育てることができる。
 自分を育てよう、人間としてもっと成長しよう、幸せになる能力を向上させよう、と考えられた人は、きっと幸せになれると思う。

 甘やかされて育ったことも、幸せに変えることができる。



9月26日(金) 神谷美恵子さん
 今夜の「驚きももの木20世紀スペシャル」(テレビ朝日)は、「魂の遍歴・神谷美恵子とその時代」だった。
 私は、神谷さんを「生きがいについて」「こころの旅」(共に、みすず書房)の著者として知っている。昨年に「知ってるつもり」(日本テレビ)でも紹介された。

 神谷さんは精神科医。ハンセン病患者の心の診療。皇后・美智子様の相談相手。として知られている。
 そして、著書「生きがいについて」は、「生きがい」について考える際に欠かせない存在になっている。

 神谷さんはすごく人を惹きつけたという。みんなが神谷さんといっしょにいたい、話を聞いてほしいと思ったという。
 神谷さんの話の聞き方は、相手の言うことを評価・解釈をしないで、相手の身になって共感し、共に考えていこうとしたという。
 私も人に押しつけられるのは嫌いだし、人に押しつけたくない、とは思っています。このホームページでも、おすすめや紹介のように書いているつもりです。「〜しよう」は押しつけているのではありません。でもつい勢いにまかせて、押しつけっぽくなっているところもあると思います。
 あなたに合うところだけを参考にしてください。あとは、「ハオハオ・こんなことを考える人もいる」と思ってください。その時のあなたに合った幸せのヒントを探してみてください。少しでも役に立つことが見つかったら喜んでください。

 神谷さんご自身、20歳くらいに肺結核、41歳に子宮ガンを患っている。共に不治の病いとされていた。でも素晴らしい生き方をされている。そういう経験があったから、と言えるのかもしれない。

 番組の終わりに、司会の麻木久仁子さんが、「つらい思いをしないと、生きがいを見つけられないのか?」と言った。
 つらい思いをし、一生懸命に人生や幸せや生きがいなどについて考えるから、生きがいや使命感やいい人生観を持て、幸せになれるということもある。
 大きな不幸を経験しなくたって、一生懸命に考えればいい。つらい思いを経験している人はそのチャンスにいる。



9月27日(土) 本格的な幸福論
 gooで「幸福論」を検索していたら、すごいページが見つかった。

 「幸福論」というタイトルのページは、まさに本格的。歴史上の哲学者の幸福論が、洋の東西を問わずにまとめられている。
 そして、幸福感から、社会、経済にまで話が及んでいる。

 また、「幸福論の一覧表」のページがある。
 世界の「幸福論」の本が50くらい紹介されている。
 私が読んだのは、そのうちの3分の1程度。

 URLを見た時に、すぐに京大ということはわかった。
 調べると、京都大学の新宮秀夫教授の書いたものだった。
(ハオハオ・ごもっとも、という感じ)

 興味のある方は、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。



9月28日(日) 逆転負け
 サッカー・ワールドカップ・アジア予選、「日本VS韓国」。1対2、逆転負け。
 加茂監督はつらいだろうなぁ、と思う。

 逆転負けは本当につらい。
 うちのバスケットチームも2大会連続で、逆転負けで敗退した。ヘッドコーチ(他のスポーツでの監督)の私は、やはりつらかった。
 リードしている時に、こうしたら良かったんじゃないか、と考えてしまう。
 ディフェンスの選択が悪かったんじゃないだろうか。積極的に攻めてつき離せたんじゃないか。メンバーチェンジは正しかっただろうか。

 反省はいいとして、後悔してばかりではしょうがない。この悔しさをバネに、反省材料を活かして、チーム力を向上させるしかない。いい経験とできるように努力すればいい。

 サッカーの日本代表も、これをいい経験として頑張ってほしい。最終予選はまだ半分も終わっていない。劇的なドラマの感動を味わせてほしい。
 1試合の負けは小さな不幸、そこでずっと落ち込んでしまうのは一生の不幸。一時の不幸は、克服すれば大きな幸せに変えることができる。

 来週末は、バスケットの合宿。逆転負けをいい経験とできるように、練習内容を考えよう。でも、楽しくやることは絶対に忘れてはいけない。試合に勝てたらいいな、でも好きなバスケットを好きな仲間と楽しむことが一番。

 人生だって、好きなことを好きな人たちと、愉しめたらいいな。



9月29日(月) 幸福は人格
 「人生論ノート」(三木清/新潮文庫)の「幸福について」の中に、「幸福は人格である」と書いてある。私は以前にこれを読んだ時、その意味がわからなかった。
 真の幸福は、彼はこれを捨て去らないし、捨て去ることもできない。彼の幸福は彼の命と同じように彼自身と一つのものである。この幸福をもって彼はあらゆる困難と闘うのである。幸福を武器として闘う者のみがたおれてもなお幸福である。
 幸せになれるかどうかは、その人の人格による。私流に言えば、幸せになる能力が高ければ高いほど、より幸せになれる。

 幸せと言うとふつうは、成功・目標達成、愛の成就、何かの取得、素晴らしい経験などを思い浮かべる。これらは、幸せの対象。それから得られるのが幸福感。(この2つを「幸せ」と呼ぶ)
 この「幸せ」を創り出すのが、幸せになる能力

 幸せになる能力は、人格・人間としての力。そういう人(格)になることが本当の幸せになること。
 そのためには、自分を育てるしかない。



9月30日(火) しあわせノート
 9月22日・読売新聞夕刊に、次のような投稿がありました。
 最近、"しあわせノート"をつけ始めました。これは、どんな小さなことでもいいから、その日一日のうれしかったこと、楽しかったことを記す日記のようなものです。
 つらくてくじけそうな時、このノートを開くと、「私ってこんないいことあったんだ」などと思い、嫌なことなど忘れます。書く時も「明日はどんないいことがあるかな」と待ち遠しくなるのです。
 これを始める前の私は、無感動な一日を過ごすことが多かったのですが、今は毎日の楽しみが増えてとても幸せです。悩み事の多い人、楽しみがなくてつまらない人、ぜひ試してみてください。
 (埼玉 森井千絵里 15)
 10月から掲示板を設置します。日記と幸せ雑記のページにあるのが、「私の幸せ」(右上のセンスのないマーク)です。皆さんの"しあわせノート"としてご利用していただければ、幸いです。

 私は、今朝の私の幸せをさっそく書き込んでしまいました。(1日フライング)