『PHPスペシャル』4月号の特集は「ストレスに強い人、弱い人」。
涼風真世さんのストレスに強くなるヒント「物事の見方・受けとめ方を変える」というのが共通しています。
1.嫌なことは、良いほうに受けとめる。
2.自分でどうしようもないことは割り切る。
3.つらい時は人に甘えてみる。
杉浦太陽さんのストレスに強くなるヒント
1.つらくなったら友人に相談してみる。
2.毎日が楽しくなるような物の見方を考える。
3.心と体が気もちよくなる方法をもつ。
真忠久美子さんのストレスに強くなるヒント
1.思いつめず、物事の見方を変えてみる。
2.自分のプラス面を紙に書く。
3.疲れは、その日のうちに取る。
まずは、ストレスに対する考え方でしょうか。
ストレスの受け方を軽くするのにも考え方が大きいと思います。
あとは「ストレスのヒント」を参考にしてください。
PHPスペシャル
私のストレス対処法の第一は、
「ストレス」という言葉を使わないことです。
「ストレス」を意識すると、
それがストレスを受ける原因になる、と思うからです。
気分や身体の症状に対処すればいいのです。
日頃から「気分よく過ごそう」と心がけていれば、
自分の悪い気分に気づけるようになります。
悪い気分になっているのに気づいたら、
その時にできる気分転換法を実践する習慣をもてばいいのです。
体調が悪い時、カゼなど病気の症状がある時、
疲れている時、身体のどこかに違和感がある時などは、
それに早めに気づいて、症状にあった対処をすればいいのです。
「気分よく過ごそう」と心がけていれば、
身体の調子がよくないことにも気づきやすくなります。
早期発見・早期対処がいちばん効果的だと思います。
また、何かをやる時にはできるだけいい気もちでやるようにします。
たとえイヤなことでも、イヤイヤながらやるのはよくありません。
少しでも愉しんで、集中して、夢中になって、気合いを入れて、
事と場合によってはヤケクソででも、・・・やれればいいでしょう。
喜んでやれたら、なおいいでしょう。
もう一つ大事なことは、幸せを感じる時間をもつことです。
それが習慣になっていれば、
自然にストレスも解消できるのではないでしょうか。
ということで、私は“ストレス”を感じることがない。
(と、言い張っているのです)
一般的な「ストレス対処法」
「日本の高校生は「今が楽しければ」という享楽志向が強い」
という読売新聞の記事が今週ありました。
「若い時は将来のことを思い悩むよりその時を大いに楽しむべき」
日本:50.7%、米国:39.7%、中国19.5%
日本・アメリカ・中国の高校生へのアンケート結果(PDF形式/日本青少年研究所)
「将来」を優先するか、「今」を優先するか。
それによって、生き方が大きく変わるのではないでしょうか。
どういう生き方を選択するかは、その人の自由でしょう。
将来の(幸せにつながる)夢や目標をもって
イキイキと生きられたらいいでしょう。
今を愉しみながら、ふつうに生活すれば、
それなりに幸せに暮らせるでしょう。
「将来のため」に、今をまったく愉しめない、
つらいだけの生活を送るのはよくないと思います。
今を愉しむために、やるべきことをやらないと
不幸になってしまうでしょう。
私は、「夢をもって生き(続け)たい」と思っています。
また、「(今を)幸せに暮らそう」と心がけています。
どちらも実践できていると思います。
「(幸せの)目標をもって生活する」ことと
「今を愉しむ」ことは、両立できることだと思うのですが。
P.S. 幸せに関する国際比較で、
「しあわせ意識 日韓比較調査」(アサヒビール)
というページも今週見つけました。
『PHPスペシャル』4月号に、
「心が軽くなるスッキリノート術」ということで、
つらい時に書いて考える方法が紹介されています。(監修:大野裕)
1.つらい気もちになった状況を書く
2.その時の気分や感情を書く
3.その時に思い浮かんだ考えを書く
4.その考えに代わる柔軟な考えを書く
5.代わりの考えによって、2.の気もちがどう変化したかを書く
紙に書いて自省するのはいい方法だと思います。
自分の感情や考えに気づけます。
感情と考えの関係を知ることもできるでしょう。
自分の不幸になる考え方のクセにも気づけるかもしれません。
少しは客観的に、落ちついて、
幸せになる考え方を考えることができます。
それによって、自分の進歩が確認できると思います。
つらい気もちになったのには、
それなりの事情があったのでしょう。
でも、悪い気もちが強くなったり長くなったりしてしまうのは、
不幸になる考え方をしているからです。
その時に幸せになる考え方ができれば、
感情がいい方向に変わります。
このことが実感できるようになれば、
それだけ幸せになる考え方を実践できるようになれると思います。
PHPスペシャル
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