しあわせ日記


9月11日(土)「やりたいこと」
 「やりたいこと」を検索して、このHP(悩みのヒント「やりたいことがわからない」)にやってくる人がけっこういます。
 それだけ、「やりたいこと」を求めている人が多いのだと思います。
 そこで、「やりたいこと」がテーマのページを作ろうと思います。
 現在考えている内容は、次のようなものです。

1.「やりたいことをやる」のは、有力な幸せになる方法の一つ。
 今の生活が「つまらない」「楽しくない」「もの足りない」などと言う人、また「幸せになりたい」という人は、「やりたいことをやる」ことを本気で考えてみてはいかがでしょうか。

2.「やりたいことがない/わからない/見つからない」という人に
 いろんなやりたいことがあります。探す方法もいろいろあります。
 自分のやりたいことを一所懸命に探してみてはどうでしょうか。

3.「やりたいことができない」という人に
 「やりたくてもできないこともある」それはしかたがありません。でも、他に今の自分にできるやりたいこともあるはずです。
 やりたいことができない理由は?
 「うまくいかないこと・困難・失敗などを恐れている」「時間がない」「忙しい」「誰かが反対しているから」「誰かのために」・・・
 自分のやりたい気もちに大切に、できるだけやれるように考えてみてはいかがでしょうか。

4.本当にやりたいこと?
 「自分が本当にやりたいことを見つけたい」
 夢や生きがいやライフワークなどに結びつくようなものを探すには、どうしたらいいのでしょうか。

5.やりたいことをやって生きるためには
 ???

 と、こんな感じでしょうか。


 このページの内容を「やりたいことのヒント」のほうに
 わかりやすくまとめ直しました。




9月12日(日)いろんなやりたいこと
 「やりたいこと」にもいろいろあると思います。

 仕事としてやりたいこと、趣味としてやりたいこと、社会活動としてやりたいこと、
 経験としてやりたいこと、自分の夢としてやりたいこと、チャレンジしたいこと、
 生きがいとしてやりたいこと、ライフワークとしてやりたいこと、・・・。

 どのくらいやることでしょうか?
 1日1回はやること、週に数回やること、月に数回やること、年に数回やること、
 何年かかけてやること、一生かけてやること、・・・

 誰とやることでしょうか?
 一人でやること、家族とやること、愛する人とやること、友達とやること、
 組織やグループに参加してやること、大勢の中に参加してやること、・・・。

 何のためにやりたいのでしょうか?
 愉しむため、喜びのため、感動するため、やすらぐため、気分転換のため、
 目標を達成するため、人の役に立つため、誰かを幸せにするため、
 何かを学ぶため、何かを知るため、見聞を広げるため、
 いい経験をするため、自分を育てるため、幸せになるため、・・・。

 自分はどういうやりたいことをやりたいのかを考えて、やりたいことを探してみるのもいいのではないでしょうか。




9月13日(月)仕事としてやりたいこと
 自分がやりたいことが仕事としてできたら、とても幸せでしょう。
 そうでなくても、仕事をそれなりに愉しめる人は、けっこう幸せなのではないでしょうか。

 やりたいことでも、仕事としてはやれない場合もあります。
 「夢を取るか? 現実を取るか?」「やりたいことを取るか? 生活の安定を取るか?」と悩む人といるでしょう。
 どちらの仕事(生き方)を取るかは、人それぞれ、その時々の判断でいいのだと思います。すごく迷うということは、どちらかが幸せでどちらかは不幸という選択ではなく、どちらでも幸せになれるのではないでしょうか。大事なのは、決断したあとに、自分の選択した生き方を幸せなものにしていく努力だと思います。

 とは言いつつ、やりたいことを仕事にできることは幸せです。
 そういう仕事を見つけられるように、一所懸命に努力するのはいいことだと思います。

 「やりたい仕事探し」には、「やりたい職業探し」と「やりたい仕事がある就職先探し」があると思います。それぞれについて、明日と明後日に考えてみようと思います。




9月14日(火)やりたい職業探し
 学生の人の中には、「やりたい職業がまだ見つからない」という人も多いのではないでしょうか。
 現在仕事をしている人の中にも、今と異なる職業に転職したいけど、「やりたい職業がまだない」という人もいるでしょう。

 ただ頭を抱えて考えていても、なかなかやりたい職業は見つからないのではないでしょうか。
 まずは、探す方法を考えてみてはどうでしょうか。

 一般的な方法としては、本の中から探すことでしょう。
 自分の好きな本や雑誌をめくりながら、やりたい職業のヒントを探してみれば、何か思いつくかもしれません。
 就職情報誌や資格情報誌などを読めば、一般的な職業は紹介されているでしょう。
 希望する職種や業界があるのなら、様々な職種・職業に関する本はたくさんあります。書店や図書館に行っていろんな本を見て、ヒントとなりそうな本を探してみればいいと思います。(『13歳のハローワーク』(村上龍/514種の職業を紹介)は100万部を超えるベストセラーになっています)
 また、職業別電話帳(家に無ければ、電話局に行けば閲覧できる)をめくりながら、やりたい仕事を探してみるという方法もあります。たいていの職業(特に、独立してやるもの)は含まれているのではないでしょうか。

 インターネットのホームページを探してみるのもいいでしょう。自分が興味があることに関するキーワードで検索してみると、思わぬ出会いがあるかもしれません。
 テレビ番組や映画を見ていて、やりたい仕事(のヒント)が見つかることだってありえます。
 このように、いろいろなところを探し回れば、それだけ見つかる可能性は高くなるでしょう。

 いくら探してもまったく見つからないとしたら、高望みをしすぎているのかもしれません。もしくは、やりたいと思っても「自分にはできない」と悲観的に考えるクセがあるのかもしれません。
 少し考え方を変えるように心がけて、もう一度探し直してみてはどうでしょうか。

 もし時間に余裕があるのなら、根本的なことを考え直してみてはどうでしようか。
 たとえば、どういう生き方・生活がしたいか? どういう働き方をしたいか? 目標とする人はいないか? 自分にとっての幸せとは? など。(「自分の幸せ・生き方について考え直す」参考)
 その中で何か思いつく職業や、業種などの方向性が見えてくることがあるかもしれません。

 「やりたい職業が見つからない」とボヤいていないで、何日でも時間をかけて(一日に1時間でも3時間でも半日でも)一所懸命に探せばいいのです。
 「やりたい職業を探す」ことは、それだけの価値があることではないでしょうか。




9月15日(水)やりたい仕事ができる就職先探し
 やりたいこと(職業)があっても、それを仕事としてやる(収入を得る)ためには、就職先を探さなくてはなりません。
 独立してできることなら、チャレンジできますが、それで収入を得て生活できるようになるのは困難なことだと覚悟したほうがいいでしょう。

 一般的な就職先探しとしては、まずはハローワーク(公共職業安定所)に行くことでしょう。
 と言っても、すぐに希望する就職先があるとは限りません。見つかるまで通い続けるという感じかもしれません。

 また、求人情報誌や就職情報誌を読んで、探し続けることも一般的な方法でしょう。

 頼りになりそうな知人がいれば、相談に乗ってもらったり、紹介してもらえることもあるでしょう。

 現在では、インターネットを使った就職先探しも有力な方法だと思います。
 ネット上の「ハローワーク」もあります。
 “求人情報”や“就職情報”は探せばたくさんあります。

 経験/技術/資格などがある人は、人材バンクを利用することもできるでしょう。(「人材バンクを使った転職」(All About Japan)「転職情報サイト リンク集」(INTERNET Watch)というページがありました)

 求職と求人は、出会いという側面もあると思います。
 いろんな所を探し続ければ、それだけいい出会いのチャンスもあるのだと思います。
 あとは、面接や試験をたくさん受けることではないでしょうか。
 このようなことを目一杯やらないで、「やりたい職業に就けない」と嘆くのはどうかと思います。

 目一杯努力しても、希望する職業の就職先が見つからないとしたら、「条件を下げる」しかないのではないでしょうか。
 そのことについては、明日書くことにします。


 「悩みや問題を抱えた時の幸せになる考え方」に、「動いて解決を目指すための幸せになる考え方」のページを追加しました。




9月16日(木)希望する就職先の条件を下げる
 いくら探し回っても、自分が希望する就職先が見つからないとしたら、「条件を下げる」ことを考えたほうがいいのかもしれません。
 給料、役職、勤務時間、勤務場所、仕事の内容などの条件を下げれば、就職先はあるのではないでしょうか。

 いつ、条件を下げるかの判断は難しいところでしょう。
 現在仕事に就いていない人は収入が無いわけですから(一定期間は雇用保険があるかもしれませんが)、いつまでも求職活動を続けるわけにはいかないでしょう。家計の状況にもよるでしょう。
 条件を、いつ、どのぐらい下げるかは、よく考えて自分で判断する必要があるでしょう。(いつまでも条件を下げなければ、ずっと就職先が見つからずに、経済的に生活できなくなってしまう危険性があります)

 どのくらい条件を下げられるかも、考え方によって変わるでしょう。
 倹約を心がける、多少のことは我慢するというような覚悟ができれば、それだけ条件を下げられるでしょう。
 また、家族にも協力(たとえば、倹約や就職など)してもられば、条件を下げられるでしょう。
 条件が下がれば、それだけ就職先は見つかりやすいでしょう。

 やりたい職業に就くためには、多少の代償を覚悟してもいいのではないでしょうか。
 (その前に、生活をしていくためには多少の我慢も必要、ということもあるでしょう)

 当たり前のことを書いてきたような気もしますが、「条件を下げれば、就職先は見つかる。そうすれば、なんとか生活していくことはできる」と考えられれば、少しは心の余裕をもって就職活動ができるのではないでしょうか。

 現在の日本では、真面目に働く気があれば、生活することはできるのではないでしょうか。
 その中で幸せに生活する努力をすれば、それなりに幸せに暮らすことはできると思います。




9月17日(金)仕事か、趣味か
 やりたいことが仕事としてできたら、幸せでしょう。
 でも、やりたいことが仕事としてはできない場合が多いのではないでしょうか。

 趣味としてやりたいことをする人は多いでしょう。
 「愉しむ」という意味では、趣味のほうがいいのかもしれません。

 仕事でやる場合には、お金を払ってくれる人や上司などからきびしい要求があるのは当然です。お客様のためを優先することが大事でしょう。
 趣味でやる場合には、自分のやりたいようにできます。また、ムリをせずに、ラクに、自由に、マイペースでやりたいことができます。

 (一つの)やりたいことが仕事としてはできないと判断した時には、そのことは趣味としてやる、他のやりたいことを仕事としてやれるように努力する、実際に仕事としてやることを愉しむように心がけてやりたいことにしていく、というようなことが考えられるのではないでしょうか。

 今はやりたいことが仕事としてできなくても、将来的にはやりたいことが仕事としてできるように、長期的に考えて準備をすすめていくのもいいでしょう。

 やりたいことが、仕事としてできるのは幸せ、趣味としてやれるのも幸せです。
 生活の中にやりたいことをやれる時間を増やしていけたら、それだけ幸せに(暮らせるように)なれるのではないでしょうか。




9月18日(土)趣味としてのやりたいこと探し
 趣味としての「やりたいこと」は探せば比較的容易に見つかるのではないでしょうか。
 「やりたいことがない」と悩む人は、まず、趣味としてのやりたいことを探してみてはいかがでしょうか。

 趣味と言っても、多種多様です。
 やりたいと思うことはすべて趣味にできるもかもしれません。(「仕事が趣味」と言う人もいるくらいですから)
 遊びや娯楽や行楽や休養なども、すべて趣味にしてもいいのではないでしょうか。

 趣味としてやりたいことを探すのに特に当てがないのなら、まずは本の中から探してみてはどうでしょうか。
 自分の好きな本や雑誌をめくりながら、やりたいことのヒントを探してみれば、何か思いつくかもしれません。
 書店や図書館に行っていろんな本を見て、ヒントとなりそうな本を探してみればいいと思います。ありとあらゆる趣味の本や雑誌があるのではないでしょうか。

 趣味として、習い事や勉強したいことを探すのなら、スクール/レッスン情報誌などを見るといいでしょう。
 近くのカルチャーセンターに行ってパンフレットをもらってくるのもいいでしょう。
 学校など施設に通わなくても、自宅でできる通信講座もあります。資料は請求すれば無料で送ってくれますので、取り寄せて検討してみてもいいのではないでしょうか。

 インターネットのホームページを探してみるのもいいでしょう。
 自分が興味があることに関するキーワードで検索してみると、思わぬ出会いがあるかもしれません。

 このように、いろいろなところを探し回れば、それだけ見つかる可能性は高くなります。
 「やりたいことがない」と言っていないで、何日でも時間をかけて(一日に1時間でも3時間でも半日でも)一所懸命に探せばいいのです。「やりたいことを探す」ことは、それだけの価値があることではないでしょうか。
 やりたいことを探し回り続けてあげることが、自分のために大事なのだと思います。

 また、やりたいことを探すのは、ちょっと力を抜いてやれば、けっこう楽しんでやれることではないでしょうか。時間をかけてじっくり探す覚悟をして、探し続ければ、きっといつか何か見つかるのではないかと思います。




9月19日(日)「好き」というヒント
 やりたいことを探すヒントとして、「好き」という感情を重視してみてはどうでしょうか。
 頭で考えるよりも、感覚で選んだほうが、やりたい気もちもふくらむのではないでしょうか。

 自分の好きなもの(物/事/人)に、今よりも関わることをやりたいことにすればいいのです。
 自分の好きなものを大切にして、関わる回数と時間を増やしていけばいいわけです。
 好きなものなら、はじめから、愉しむことができるでしょう。「好き」という自覚があれば、より愉しむことができると思います。
 好きになると、それだけそのもの(特に、いい所)に気づきやすくなります。
 また、「好きなことをやれている」と自覚できるのは、幸せなことでもあります。

 好きなものへの関わり方を考え直してみるのもいいと思います。
・物は、つくる/売る/買う/楽しむなどの関わり方。
・事は、仕事としてか/趣味としてか、
 自分ひとりでやるか/誰かといっしょにやるか/人がやるのを見るかなどの関わり方。
・好きな人との関わり方もいろいろあると思います。

 好きなものと関わるときにも“工夫”することが大切だと思います。
 工夫することで、より良く関われたり、自分に合わせて自分の好みをつくることもできます。
 自分の工夫が活かされれば、そのものをもっと好きになり、もっと愉しめるようになると思います。

 「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、「上手になればなるほど好きになる」ということもあると思います。また、上手になればそれだけ愉しめるようにもなります。
 上達すれば、その先にさらに大きなやりたいことが出てくるかもしれません。
 逆の考え方をすれば、自分の「得意なこと」は自分の好きなこと/やりたいことではないでしょうか。

 “好き”っていうことは、幸せのヒントであり、幸せの素のようなものです。
 好きなもの(事、人、物)を大切にすることが、やりたいことになるし、それが幸せにもつながるのではないでしょうか。




9月20日(月)5W1H+Hのヒント
 「やりたいこと」を漠然と考えても、なかなか頭に浮かばないかもしれません。
 「5W1H」をヒントにして考えてみてはどうでしょうか。
(When)「どういう時間を過ごしたいか?」「どういう時にやりたいか?」「今できることは?」
(Where)「どういう場所に行きたいか?」「あの場所でやるといいことは?」「ここでできることは?」
(Who/Whom)「誰といっしょにやりたいか?」「ひとりで楽しむには?」「幸せにしたい人を幸せにするためには?」「人の役に立つためには?」
(What)「何をしたいか?」
(How)「どのようにやりたいか?」「幸せを感じてやるためには?」
 もう一つのヒントとして、「どういう幸せを感じたいか?」を考えてみるのもいいでしょう。いろんな幸福感があると思います。
楽しい、うれしい、気もちいい、安らかな感じ、ワクワクするような期待感、様々な感動、充実感、達成感、様々な愛の感じ、しみじみとした幸せ、・・・。
 「自分が望む幸福感を得るためには、何をどうしたらいいか?」と考えてみれば、やりたいことが見つかるかもしれません。

 このようなことをヒントに、やりたいことを考えてみれば、ただ「やりたいことがないか?」と考えるよりも、いろんなことを思いつきやすいのではないでしょうか。


 (この日記のつづき) 
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