しあわせ日記

3月11日(土)こんなこともある
 『くよくよしない考え方』に「ハオハオ」を入れないことにしたので、物事を受け入れる他の考え方を入れようと思います。

 くよくよしてしまうようなことがあった時、「信じられない」「どうして自分だけが」のような思いがあると、イヤな気もちが強くなり、「くよくよ」が続いてしまいます。
 「こんなこともある」
 このように自分で言うことができれば、少しはラクになれると思います。
 また、「こういうことはよくあること」「同じような経験をしている人はいる」のように考えることで、落ち着けることもあると思います。

 さらに、「いつかは忘れられる」「1年後には忘れてしまうことじゃないか」「少なくとも10年後にこのことでくよくよしていることはない」などと考えられれば、「気にしない、気にしない」「今は我慢しよう」などとも考えを続けられると思います。



3月12日(日)そんな人もいる
 人が自分に何かを言ったり・したりしてイヤな気もちになった時、「そんな人もいる」って心の中で言えたら、ずっとラクになれます。
 世の中にはいろんな人がいます。無礼な人も無神経な人も意地悪な人もたくさんいます。これは変えようのない事実です。また、自分がそういう人を変えることは極めて困難です。
 その相手が通りすがりの人や一時的な関わりの人だったら、「そんな人もいる」「そんな人の言葉やすることはあまり気にしないほうがいい」「そんな人のためにイヤな気分になるのは損だ」と考えられるでしょう。

 問題は、自分が生活する中で必然的に接しなければならない相手の場合です。
 私は、「この人はこんな人なんだ」と考えられるようになって、その人と接するのがラクになった経験があります。

 世の中にはどうしても好きになれない人・合わない人もいると思います。そういう人とも適当に接しられたら、と思います。「そんな人もいる」と考えることは、その手始めになると思います。



3月14日(火)その時はその時
 将来の事・先の事・これからの事で、悪い結果を想像してくよくよしてしまうことがあります。そんなこと想うよりどうしたらうまくいくかを考えたほうがいい、というのは前向きでよろしいのですが、なかなかそうできないこともあります。
 そんな時、「その時はその時」のように悪い結果を受け入れる考えができると、ラクになれます。

 悪い結果になるかどうかはわかりません。絶対に悪い結果になるとわかっているのなら、最初からあきらめて、くよくよしたりしません。うまくいく可能性があると感じているから、悩むのだと思います。

 それなら、ある程度考えてやれるだけやろうと思っているのなら、あとはうまくいくことを期待したほうがいいと思います。それでも、うまくいかない時には、「その時はその時」です。実際にその時になってから、苦しんで努力すればいい。今苦しむことはありません。

 うまくいかなくても、苦しむのは「一時の事」がほとんどだし、心がけしだいでは「いい経験」にできると思います。そして結局は「なるようになる」のです。

 「その時はその時」と、将来の事は将来の自分にまかせて、今の自分は今を大切にくよくよしないほうがいいと思います。

 もし、自分が考えている最悪の結果を、「その時はその時」と受け入れることができれば、くよくよしなくてすむようになります。



3月15日(水)なんになる?
 なぜ、「すんでしまったことはしょうがない」と思えないのでしょうか?
 過去の事を思い出してくよくよすることに何かいいことがあるのでしょうか?

 人に同情してもらいたらから?
 その事を言い訳にできるから?
  自分が不幸な言い訳、何かをできない/しない/サボる言い訳、・・・

 なんて意地悪なんでしょうか。こんなことを人から言われたらたまりませんね。
 「同情してもらいたいの?」「言い訳にしてない?」と自分で自分に聞くのも、相当にきびしいかもしれません。

 では、「
なんになる?」。
 なんのために、すんだことをいつまでも思い出し、その度につらい思いをしなくてはならないのでしょうか?
 きびしい答えを出す必要はありません。
 「くよくよしてもなんにもならない」と気づけるだけでいいのではないでしょうか。



3月16日(木)「くよくよ」の価値
 「くよくよしてもなんにもならない」事を考えてもいいことはありません。
 それどころか、イヤな気もちになります。イヤな気もちは心身によくありません。イヤな気もちに任せてよくないことをしてしまうこともあります。

 「くよくよしてもなんにもならない」のに気づいたら、その事を考えないようにしたほうがいい。そのために、次のような考えが役に立つと思います。
 こんなこと考えるのは、「バカバカしい」「もったいない」「時間/エネルギーのムダ」「損だ」など。
 このように自分で言うことができれば、「この事でくよくよしても価値がない」と気づけ、頭を変えるきっかけになると思います。



3月17日(金)いいきっかけという価値
 くよくよしても価値がない事だと気づいたら、その事を考えるのをやめれば(または「あとで考えよう」と中断すれば)、「くよくよ」のイヤな気もちは自然に小さくなっていきます。

 そこで「くよくよしちゃいけない」「気にしちゃいけない」と自分に言い聞かせるのは、「くよくよしたい」「気にしたい」と言っているようなもので、あまり効果がありません。「何かをしないようにする」のでは、いつのまにかまたその事を考えてしまうことになりがちです。

 くよくよしても価値がない事だと気づいたら、他の何かを始めるきっかけにするのがいい方法です。自分の好きなこと・好きな人・やりたい事・夢中になれる事など、それを考えたり・することでいい気もちになれる事を始めることが、「くよくよ」のイヤな気もちを消すいちばんの方法だと思います。

 この事を考えるは、「バカバカしい。それより楽しいことを考えよう」「もったいない。それより好きなことをしよう」「時間(エネルギー)のムダ。もっと時間(エネルギー)を有効に使おう」「損だ。それより何かいいことを始めよう」などと考えられたら、と思います。

  「
イヤなことを考えているのに気づいたら、何かいいことを始めよう

 自分の「くよくよ」に気づいた時は、何かいいことを始めるいいきっかけにすることができます。そうできれば、くよくよしたことも価値がない事ではなくなります。



3月19日(日)「くよくよ」の悪影響
 「くよくよ」「イライラ」などは、その時をイヤな気もちで過ごしてしまうだけでなく、生活に悪い影響を与えてしまいます。

 「イヤな気もち」は継続して、「悪い気分」になりやすい。
 「悪い気分」は「悪い考え」を誘発しやすい。
 「悪い気分」や「悪い考え」にまかせて「悪い行動」をしてしまうこともある。

 イヤな気分が続くと、心身にダメージを与えます。
 疲れる。疲れると気分も悪くなります。
 場合によっては、病気になってしまうこともあります。

 「くよくよ」をいつまでも続けてしまうと、「悪いように、悪いように」考えてしまい、自分の心の中で問題を悪く・大きくしてしまいがちです。それが、自分を責めることで落ち込んでしまったり、人に対する敵意や被害者意識を強くしてしまったり、不幸な出来事や運命を嘆くだけになってしまったり、不幸に陥ってしまうことにもなりかねません。

 自分の「くよくよ」に早く気づけ、小さいうちに片づけることができるようになれば、ずっと気分よく生活できるようになれます。



3月20日(月)「くよくよ」?
 自分が「くよくよ」しているという自覚はほとんどの人はないと思います。
 自分は「くよくよしやすい」と思っている人はいると思います。
 「くよくよ」っていうのは、何かを考えて、イヤな気もちになり、それがある程度続くことのようです。
 くよくよしやすい人は、そういう考え方をするクセや習慣があるのだと思います。

 話は変わって、きょう仕事帰りの電車の中で思いついたのですが、『くよくよしない考え方』(仮題)の正式名のアイデアです。

  『くよくよしない方法・初級編 ラクになる考え方

 なんてどうでしょうか?
 ついでに続編まで考えてしまいました。
 『くよくよしない方法・中級編 くよくよしない自分になる』
 『くよくよしない方法・上級編 ???』
 『くよくよしない方法・特別編 ハオハオ』
 なーんて、シリーズにでもなっちゃったら、大「好!好!」ですね。