
しあわせ日記
自分の幸せを選ぶ
幸せはたくさんあります。その中のどれを選ぶかは自由です。
自分には得られない幸せもありますが、自分が得られる幸せはたくさんあります。その中から自分で選べばいいのです。
また、一人の人間に与えられた時間には限りがあります。自分が得られる幸せでも、すべてを選ぶことはできません。自分が「これがいい」と思える幸せを選べばいいのです。
自分の幸せを選ぶためには、心が自由になることが大切です。
一つには、「人から自由になる」ことです。
自分の幸せが人に左右されてばかりいては自ら選んでいることにはなりません。自分のまわりの人や出会った人の言動によって自分の感情が揺れ動いて自分ではコントロールできない人、人の幸せな姿を見て落ち込む人、人の目(常識や世間体)を気にしすぎて自分らしく生きられない人、人の意見にただ従って生きている人……。
こういう人は、人にとらわれているのです。
「人は人(でいい)、自分は自分(でいい)」と考えられるようになれるといいでしょう。
もう一つは、「自分の思い込みから自由になる」ことです。
「○○がなければ自分は幸せになれない」「○○ができない自分はダメな人間だ」「自分の思い通りにならないことは許せない」……。
このような考えは自分を不幸にします。
幸せは一つだけではありません。幸せはたくさんあります。
ただし、自分には思うようにできないこともあります。自分の思い通りにならないことは世の中にたくさんあります。
誰にでも欠点や弱点や苦手なものはあります。
当り前のことなのですが、自分の不幸になる考えに基づく思い込みにとらわれると、そういうことがわからなくなるのです。
たくさんある幸せの中から自分の幸せを選択するためには、自分で考え、自分で決めることです。その際に大事なのは、何かにとらわれない“自由な心”です。
「自分の幸せは自分で決めよう」と考え心がけることが、自主的に生きることになり、幸せに生きることにつながるのではないでしょうか。