
しあわせ日記
不幸の悪循環に陥らない
一つの悪い出来事が原因で“悩みの悪循環”になってしまうことがあります。そうなると生活全体に大きな悪影響を与えてしまいます。
自分の悪循環のクセやパターンを知り、うまく対処できるようになれるといいでしょう。
“悩みの悪循環”には、次のようなパターンがあります。
イヤな出来事があってくよくよしてしまい、それが悩みになる。
悩みの原因が「自分のせい」だと考えると、自分を責めてくよくよしてしまう。「自分を変えたい」と努力しても、なかなかうまくいかずにまた悩んでしてしまう。
悩みの原因が「人のせい」だと考えると、人間関係で悩んでしまう。
悩みの問題について、考え過ぎたり悪い想像をすることで、悩みを大きくしてしまう。
悩みの解決を目指しても、すぐには解決できずにさらに悩んでしてしまう。
悩みで悪い気分になり、気分に流されて悪いことをしてしまい、新たな問題が発生してまた悩んでしまう。
仕事や人間関係などにも悪い影響がでてしまい、悩みの材料が増えてしまう。
悩みやすい自分になってしまった原因を「過去の出来事や親や人のせい」だと考えると、自分ではどうしようもなくなってしまう。
悩みを「自分の性格やコンプレックス」とくっつけて考えてしまうと、悩みが大きくなってしまう。
気分転換や健康維持ができなくなり、心身の調子が悪くなる。
生活を楽しむことができなくなる。そのような自分の生活や生き方に悩んでしまう。
他にもいろんな悪循環のパターンがあります。
落ち込んだ時には、悲観的・否定的な考えをしやすく、さらに落ち込んでしまうことがよくあります。(落ち込みの悪循環)
一つのミスをすると、動揺してミスを続発してしまうことがあります。(ミスの連鎖)
イライラや怒りや嫉妬などの悪感情は愚行に結びつきやすく、自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。(愚行の悪循環)
誰か一人の人との関係でイライラして、他の人に当たってしまうこともあります。(八つ当たり)
不幸な事があった後は、やるべきことをちゃんとやれなかったりして、次の不幸を生んでしまうことがあります。(不幸の悪循環)