しあわせ日記

人との比較は不幸になる考え方

 不幸な気もちになるのは、自分が不幸になる考え方をしているから。“くよくよ”“イライラ”しやすい、傷つきやすい、落ち込みやすいなどは、性格というよりも、不幸になる考え方のクセがあるから。というのが幸せになる考え方の基本的な考え方です。
 もっとラクに生きられるようになるためには、まず、不幸になる考え方をできるだけやめることが大事です。

 代表的な不幸になる考え方のクセが、「比較の考え方」です。
 つい、人と自分を比較して、悲しくなったり、腹が立ったり、嫉妬したり、落ち込んだり、自分を不幸だと思ってしまったりすることがあるという人は多いのではないでしょうか。
 人の幸せな部分を自分と比較してみたり、自分の不幸な部分を人と比較してみたり、過去の自分の幸せだった時と今と比較してみたり、理想の自分と現在の自分と比較してみたり……。

 人(のいい所)と自分を比較してもしかたがないのではないでしょうか。
 「比較は不幸になる考え方」です。
 自分の不幸になる考え方に気づいたら、そこでその考えをやめることができればいいのです。そうすれば、イヤな気もちもだんだんおさまっていくでしょう

 「やめる」と言っても、つい比較してしまうのはしかたがありません。無意識にですから。
 人と自分を比べてイヤな気もちになった時に、早めに気づいてストップできるようになれればいいのです。
 実際には、「比較は不幸になる考え方だ。こんなふうに考えるのはやめよう。こんなことを考えるより、他に考えたいことややりたいことがあるのではないか?」と考えてみれば、何か思いつくのではないでしょうか。
 他のことを考えたり、何かをやることに集中すれば、イヤなことは忘れられます。

 「不幸になる考え方はやめよう」というのが、第一の幸せになる考え方です。
 幸せになる考え方が難しい時には、とにかく不幸になる考え方をストップして、他のことに意識を向けるように心がけるといいのです。
 人と自分を比較していたら、比較する相手によって幸不幸が左右されてしまいます。
 比較をするなら、他人とではなく、過去(たとえば、一年前)の自分と今の自分を比べて「少しは進歩できた」と思え、喜べるといいでしょう。



   

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