しあわせ日記
痛みの幸せ
特定の痛みに快楽や幸福感を得る人(マゾ(ヒスト))もいますが、ふつうの人にとって痛みは嫌なものです。
でも実は痛みには身体や心理においていくつかの効用があります。
痛みは身体の防御機能の一環であり、危険な刺激から身体を守るためのサインとして機能します。
たとえば、火傷や切り傷などの外傷から身を守るために痛みが感じられます。
痛みがなければ、損傷や病気に気づかず、それが進行してしまう危険性があります。
痛みは避けるべき状況や行動を学ぶ手助けをします。
痛みを経験することで、同じ過ちを繰り返さないようになり、経験から学ぶことができます。
それによって心理的な成長や生きる知恵を得られることもあります。
痛みは、危機的な状況から逃れたり、身を守るための生存戦略の一部となります。
痛みを感じることで、身体が適切に反応し、安全を確保することができるのです。