しあわせ日記

因果応報

 「「因果応報」というのは、仏教の教え。あなたは説明できますか?」(幻冬舎plus)より、
 因果応報とは、一般的に、よいことをしたらよいことが起こる、悪いことをしたら悪いことが起こるという意味です。

 しかし、本来は、いい、悪いという価値判断とは関係のないもので、因果の因とは、原因の因であり、因果の果とは、結果の果です。つまり、「ものごとにはすべて原因と結果がある」ということを言い表わしたものです。
 よいことをしたらよいことが起こる、ことが多い。
 悪いことをしたら悪いことが起こる、ことが多い、のだと思います。

 現実には、よいことをしても報われないこともあります。
 でも、よいことをするのは心地好いものであり、よいことが起こるのを期待できるのです。

 一方、よいことをたくさんしているのに、悪いことを一つして人生を台無しにしてしまう人もいます。
 「バレなければいい」「きっとバレない」などと思い、安易に悪いことをするのは、自分のためにやめたほうがいいでしょう。

 いい結果を出すためには、いい努力を続けることが大事でしょう。
 いい結果がなかなか出ない、悪い結果が出た場合には、何かしら原因があるはずです。
 ただ嘆いたり、落ち込んだりしていないで、その原因を見つけ、対策・改善することでいい結果に近づけるのです。

 何事にも原因と結果があるのです。
 できるだけ不幸にならないようにし、幸せになれることをやれるといいのではないでしょうか。



   

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