しあわせ日記

罪を憎んで人を憎まない幸せ

 『罪を憎んで人を憎まず』
 「犯した罪は憎むべきだが、犯した人間まで憎んではならない」

 人は誰でも、ミスや失敗や過ちを犯すことはあります。
 一度罪を犯したからと、いつまでもその人を罪人扱いするのはよくないのでしょう。
 その罪によって、相手が罰を受けたり、責任をとったりした後は、もう責めたり罪人扱いしたりしてはならないのではないでしょうか。

 人を憎んでいる間は、その人と会ったり、その人のことを考えたりするだけでも、多少イヤな気もちになります。
 憎しみが募って、人間としてやってはいけないことをしてしまう危険性もあります。実際にはやらなくても、そういうことを考える人間にはなりたくないものです。
 人を憎むのは、自分のためにやめたほうがいいでしょう。

 また、人を悪く決めつけるのもよくないでしょう。
 罪を犯したのは、その人の一面がその時に出たもので、その人のすべてではありません。
 自分が相手を悪人と決めつけることで、関係が悪化し、イヤな思いをするのは“自業自得”でしょう。
 その人の罪(過去の行為)を憎むことはあっても、その人(現在の人格)を憎むのはやめたほうがいいのではないでしょうか。



   

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