しあわせ日記
分を知り、足るを知る幸せ
『起きて半畳寝て一畳』
「広大な屋敷に住み、どんなにぜいたくな暮らしをしていても、一人で占める面積は、せいぜい起きているときに半畳で、寝るときに一畳ぐらいのものである。やたらに地位財産を望んであくせくするよりも、分を知り、足るを知ることが大切だ」
大きな家に住み、ぜいたくな暮らしを望む人は、幸せになるのは難しいでしょう。
足るを知り、自分に有るもので幸せに暮らせるようになるといいのでしょう。
運よく、大きな家に住み、ぜいたくな暮らしをしている人の中にも、(足るを知らずに)幸せでない人、不幸な人はけっこういるのではないかと思います。
人が幸せに暮らすために必要なもの(物・人・事)はそんなには多くないのではないでしょうか。
無理をしてまで清貧な暮らしをすることはないでしょう。
ただし、他に本当に大切にしたい幸せを優先するために、物があまりない生活を選ぶことはあると思います。
たとえば、自分の夢のためなら、愛する人といっしょなら、・・・そういう(多少我慢する)生活をしてもいい、と思えればいいのでしょう。
人それぞれに生き方はいろいろあっても、日々の生活はそんなには変わらないのではないかと思います。
朝起きて、ご飯を食べて、仕事(家事・育児/勉強)をして、風呂に入って、寝る。これらは偉い人だろうと大金持ちだろうと、ほとんどの人はだいたいはいっしょでしょう。
人から見たらぜいたくな暮らしだって、それに慣れてしまっている人にとっては、ふつうの生活です。
「起きて半畳寝て一畳」と思える人のほうが幸せに暮らしやすいでしょう。
物質的な豊かさよりも心の豊かさを大切にできるようになるといいのではないでしょうか(物の豊かさか心の豊かさか)。