しあわせ日記

自分が変わる幸せ

 『相手変われども主変わらず』
 「相手はその都度変わるが、こっちはいつも同じことをくり返している」

 世の中にはイヤな人がたくさんいます。
 そういう人と出会う度に、いつも同じようにイヤな思いをしてしまう人は、それだけ幸せに暮らすのは難しいでしょう。
 イヤな相手を(自分が望むように)変えることはまずできないでしょう。たとえ一人を変えられたとしても、違うイヤな人が現れたら、同じようにイヤな気もちになってしまうでしょう。

 相手が「人」ではなく「事」でも同様です。
 イヤな事がある度に、同じようにイヤな気もちになるのをくり返してしまう人が多いのです。
 自分(の心)が変わらなければ、不幸になる考え方(のクセ)をくり返して、イヤな思いをすることになるのです。

 人間は変われる動物です。悪い経験からも何かを学び、(いい経験として)その後に生かすことが可能なのです。
 「学ぶ」ということは「自分が変わる」ことです。知識があってもそれを生かさなければ、何も学んでいない、自分は変わっていないのです。

 逆に言うと、自分(の心)が成長すれば、イヤな相手(事)が変わっても、同じように平穏な心でいられるのです。
 これも「相手変われども主変わらず」です。

 幸不幸も同様です。自分が変わらなければ、他のもの(たとえば、人や場所や環境など)が変わっても、幸不幸は(一時的に変わることはあっても、やがて元に戻って)変わらないのではないでしょうか。
 ということは、自分が進歩していけば、それにつれて少しずつ幸せに暮らせるようになっていける、といいうことでもあります(幸福度を高めていく幸せへの道)。



   

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