しあわせ日記
木の幸せ
私たちのまわりには木でできた物がたくさんあります。
木は役立つものを作る“材料”になるのです。
家をつくる材料としての木は、ぬくもりのある建材であり、住む人の健康にもいいようです。
他にも、家具や道具や工芸品など、木を使って造られたものがいろいろあるでしょう。
現代人がたくさん使う紙も木を材料にして製造されています。
昔は、木を“燃料”にたくさん使っていました。
木を燃やして発生した火は、灯りになり、暖房になり、煮炊きにも使われました。
木を見る幸せもあります。
花や葉や幹や枝や実などが美しい木がたくさんあります(美しいものを見る幸せ)。
森林の緑に癒される人は多いでしょう。秋には紅葉を楽しめる木々もあります。
木の実が“食料”になるものもあります。
木は二酸化炭素を吸収し、酸素を生成します。
酸素がなければ、人は生きていけません。
広い森林が地球環境の保全に役立っています。
しかし現在、森林の減少と人間の様々な活動によって地球環境の悪化が進行しています。
木は人間の努力によって持続可能(サスティナブル)な資源です。
木を大切に育て、大切に使って、人間が幸せに暮らし続けていけるといいのではないでしょうか。