しあわせ日記
雨降って地固まる幸せ
『雨降って地固まる』。
「雨が降った後、かえって地面が固くなるように、いざこざが起こった後、おたがいの意思が通じあってかえってよい結果を得て、落ちつくこと」
人間関係のいざこざは、煩わしく、避けたいものだと思います。
でも、一時のいざこざもおさまれば、かえって距離が近づく契機となる場合も多いのです。それは幸せなことと言えるでしょう。
「雨降って地固まる」は結果論かもしれませんが、そういうこともあるとわかった上で人づきあいができるといいのかもしれません。
人は皆、違います。考え方ややり方が違うことも多々あるでしょう。
「人は人、自分は自分」と考えられればいいのでしょうが、事と相手と場合によってはその事について相手と議論してもいいのです。
互いの心(考え・望み・感情)をぶつけあうことが相互理解につながり、心の距離が近づくことになるでしょう。
時にはケンカのようになってしまうこともあるでしょう。
でも、和解できれば、かえって親密になることが多いでしょう。
たとえ和解できなかったとしても、その相手とは「いずれそうなる運命だった」「むしろ早く縁が切れてよかった」などと考えてもいいでしょう。
いざこざを避けてばかりいて、なかなか心の距離が縮まらないよりも、「雨降って地固まる(かもしれない)」と思い切って自分の心を相手にぶつけてみることがあってもいいのではないでしょうか。