しあわせ日記

防災の幸せ

 災害に見舞われる危険性は誰にでもあります。
 「防災」をすることで、災害を免れたり被害を少しでも小さくできるといいでしょう。

 「防災」の一つは、被災しないための対策です。予想される災害を未然に防ぐ、もしくは、被害を小さくするために何らかの手を打つことです。
 一つの方策は、災害が発生しそうな場所や状況を回避することです。たとえば、危険な場所に近づかない、危険な状況から避難するなど。
 もう一つの方策は、防御をすることです。たとえば、防御のための壁や柵や堤などを造る、弱い部分を補強するなど。

 「防災」のもう一つは、被災した場合の対策・備えです。
 一つの方策は、万が一の場合の行動を決めておくことです。たとえば、被災したその場ですべきことを決めておく、避難経路と避難場所を決めておく、家族との連絡方法を決めておくなど。避難訓練のような予行ができると、なおいいのでしょう。
 もう一つの方策は、被災後に役立つものを用意しておくこと。たとえば、避難時の持ち出し品をまとめておく、食料・水・必需品等の備蓄など。

 人生には災害以外の災難(不幸)もあります。たとえば、事故、病気・ケガ、倒産・リストラ、人間関係のトラブルなど。
 これらの災難の中には、防ぎようのないものもありますが、対策(防災?)することで減らせることも多いと思います。
 注意しておけば回避できることもあるでしょう。自分の努力しだいで減らせることも多いのではないでしょうか。
 運悪く被災してしまった際には、少しでも災難を軽くすませることができるといいでしょう。

 「防災」の難しいところは「どこまで備えるか」かもしれません。
 災害・災難はいつ起こるかわかりません。起こらずに防災が無駄になるかもしれないのです。
 また、どの程度の災害が起こるかもわかりません。想定外のことも起こりうるのです。
 防災にはコスト(費用/手間/時間)がかかります。やろうと思えばキリがないでしょう。

 幸せになるためには、今が大切にすることが大事です。
 「自分はどの程度まで防災しよう。それ以上・それ以外はしかたがない。(その時はその時)」と覚悟したほうがいいのではないでしょうか。
 でないと、あるかないかわからない将来の不幸のために、今を幸せに暮らすことに支障をきたすことになってしまいます。
 その分の時間とエネルギーとお金を自分が幸せになることに使えるといいのではないでしょうか。



   

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