しあわせ日記

終わりを意識する幸せ

 何事にも終わりがあります。長いものでは、地球にも終わりがあれば、太陽にも、この宇宙にも終わりがあります。当然のことながら、人類にも終わりがあるでしょう。
 そして、間違いなく自分の命、自分の人生には終わりがあります。すべての生き物には寿命があるのですから、それはしかたがありません。

 命の終わり、死を怖れて不安になったり空しくなったりしてもしかたがありません。
 むしろ、終わりがあるからこそ今を大切にしようと考えたほうが、自分のためにいいのではないでしょうか(死を想う=>生を感じる)。

 楽しい旅にも終わりがあります。旅が終わることを(ちょっと寂しく思う人はいるでしょうが)怖れる人はまずいないでしょう。また、「どうせ家に帰ってくるのなら、行っても行かなくても同じ」とも思わないでしょう。
 むしろ、終わりがあるから、限りがあるから、「できるだけ楽しもう」と思う人のほうが多いでしょう。

 一日にも終わりがあります。限りがあるから大切にしようと心がけることで、一日一日を大切に生活できるといいでしょう(一日一生)。
 一年にも終わりがあります。「この一年を大切にするためにはどうしたらいいだろうか?」と真剣に考えれば、何か思いつくのではないでしょうか。思いついたうちの一つでも二つでも、考えたうちの半分でもできたとしたら、何も考えずに一年を過ごしてしまうより、自分のためになると思います。

 終わりを意識することで、今を大切に生きられるようになるといいのではないでしょうか。



   

次の日の日記

最新の日記

ホームページ