しあわせ日記

気に入らないものから学ぶ幸せ

 『我が気に入らぬことが、我がためになるものなり』 鍋島直茂

 何か気に入らないことがあった時、「もし、人間としてできた人だったら、こんなことでこんなにイヤな気もちにならないのではないか?」と自問して、「そうかもしれない」と思えるのなら、イヤな気もちになるのは「自分が未熟だから」、と考えられるでしょう。

 『不愉快を感ずることもわれわれは自分の役に立てねばならない』 ゲーテ

 不愉快を感じるのは、自分が未熟だから。不快感は、自分を育てるために役立つのです。

 『否定的な感情とは、あなたが道をまちがえたことを教えてくれる
  内側からの助言、あるいは警告の合図です』 R・カールソン

 悪感情は警報信号です。
 警報に驚いたり、あわてたり、パニックになってしまったりするのは、自分のためによくありません。
 警報を耳にしたら、幸せの方向に進めばいいのです。

 気に入らない人も同様です。

 『人生は学校であり、厄介な人は教師である』 マーク・I・ローゼン

 厄介な人・気に入らない人とのつきあいに苦労している時には、何かを学び、成長するためのいい機会・いい練習相手、と考えられるといいでしょう。

 自分を育てていこうという姿勢で取り組めば、気にいらないもの(事・人・物)からも何かしら学べることがあるはずです。
 人生の様々な経験を通して、いろんなことを学びながら人間として成長し、少しずつ幸せに暮らせるようになっていけたらいいのではないでしょうか。





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