しあわせ日記
鈍感の幸せ
『友人や会社の同僚による嫉妬や中傷、
嫌がらせなどはよくあることです。こんな状態のときこそ、
もっとも必要なのが鈍感力です』 渡辺淳一
世の中にはいろんな人がいます。嫌なことをする人もいるでしょう。
そういう人の嫌な行為に傷つくのは相手の思うツボです。
そういうことで心を痛めやすい人は、幸せに暮らすのは難しいでしょう。
もっと鈍感になれるといいのではないでしょうか。
嫌なことをされた場合には、まず、「こういうこともある」「こんな人もいる」と現実を受け入れることで、少しでも心を落ちつけられるといいでしょう。
そこで、「こんな人のために嫌な思いをするのは損だ」「まともに相手をするのはよそう」などと考えられるといいでしょう。
そして、「こんな(人の)ことを考えるより、○○しよう」のように心を切り替えられるようになれば、過剰に反応しなくてすむようになるでしょう。
単に鈍感な人は嫉妬の目のような小さいことには気づかないかもしれませんが、中傷や嫌がらせのようなことには気づくでしょう。
本当の鈍感力(受け流す力?)がなければ傷つくことでしょう。
むしろ、小さなことに気づけないために、問題を見過ごしてしまったり、問題が大きくなるまで気づかなかったりすることもあるのではないでしょうか。
問題に気づきやすい繊細な人は、問題にうまく対処できる(やるべきことはやる。あとは、気になっても苦にしない)ようになれば、むしろ幸せになれる人ではないか、と思います。
幸せになる考え方を身につけることで、嫌な人に対しては鈍感力を発揮できるようになるといいのではないでしょうか。