しあわせ日記

幸福であるためには

 「『嫌われる勇気』の著者が送る「苦しい」人生を生き抜くための哲学」(現代新書/講談社)より、
 幸福であるために何かを達成する必要などはなく、ただ単に今、人は幸福で「ある」ということだ。幸福とは、「なる」ようなものではないのである。

 成功は一般的、量的なものだが、幸福は各人にオリジナルなもの、質的なものである。
 多くの人は、幸福になるためには、何かを達成する/何かを得ることしか考えられません。
 その何かは、今自分ができていないこと/持っていないものです。
 しかも、それを達成すること/得ることは、難しいことでしょう。
 それでは、なかなか幸福になることはできません。

 『子供たちに幸福である法をしっかり教えるべきであろう。
  頭上に不幸がふりかかるときに幸福である法ではない。
  周囲の状況がそう悪くもなく、
  人生の苦しみが些細な心配事や不快事に
  とどまるような場合に幸福である法だ』 アラン

 誰でも、今もっている幸福が有るはずです。
 今有る一つの幸福を大切にし、幸福を感じることです。
 今、有るものに感謝すれば、幸福を感じられるのです。

 今の生活の中で感じられる幸福が増えれば、「今(自分)は(それなりに)幸福」と思えるようになれるでしょう。

 今、自分は幸福で「ある」と思えるようになれれば、その人は幸福に「なる」ことができるのではないでしょうか。



   

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