しあわせ日記
不幸な気もちの時間を短くする
幸せになるためには、できるだけ不幸にならないことが大切です。不幸な気もちになる時間が長いと、それだけ幸せを感じられる時間が短くなってしまいます。
不幸になる原因は何かあるのでしょうが、不幸な気もちが強くなったり長くなったりするのは、自分が不幸な気もちになるような考え方をし、それを続けているからです。そのことを考えるのをやめれば、不幸な気もちは徐々に鎮まっていくのです。つまり、不幸な気もちになるのは、そういう考え方をしているからです。
人生の中にも、生活の中にも、いいこともあれば、悪いこともあります。
ちょっとでも悪いことがあると、すぐに感情を害してしまい、あとを引きやすい人は、過剰反応しているのです。
過剰反応しないためには、“小さいこと”は軽く受け流せるようになるといいでしょう。
ちょっとぐらいイヤなことがあっても、「小さいことだ」「まぁいいか」「時間がもったいない」「気にしない気にしない」などと一言で済ますことができるといちばんいいのです。
また、「(できるだけ)受け流そう」と心がけることで軽く済ませることもあるでしょう。
“くよくよ”“イライラ”しやすい人は、それだけ悪い気分で過ごす時間が長くなってしまいます。“くよくよ”“イライラ”する時間を減らしたいと思うのなら、そのための幸せになる考え方を身につけることができるといいでしょう。
要は、自分の不幸になる考え方に気づき、その考えをストップし、「こんなことを考えるより、○○しよう」のように考えを切り替えられるようになるといいのです。
心が苦しくてどうしようもない時、すごく悩んで答え(解決法)が見つからない時には、何かにとらわれているのかもしれません。
お金(損得)、地位・名誉、成績・業績、夢・目標、愛する人、人づきあい、世間体、健康……。人はいろんなものにとらわれることがあります。
自分が求めるものが得られないことで不幸になった時には、「とらわれているのではないか?」「求めすぎ(ているの)ではないか?」と自問することで、自分がとらわれているものに気づき、「□□にとらわれるのはよそう」と考え、とらわれから(一時的にでも)放れられるといいのです。
一つのことにとらわれない自由な心で、生きていけるようになれるといいのではないでしょうか。