しあわせ日記

  現実的楽観性のすすめ

 「現実的楽観性のすすめ。ポジティブなだけで人生はうまくいかない」(ライフハッカー)より、
 ポジティブ思考もネガティブ思考もどちらも私たちの生活の中で必要なのは明らかです。他の多くのことにも言えますが、大切なのは健全なバランスを見つけることです。

 楽観的なのは良いことかもしれませんが、何が現実的で何がそうでないのかわからなくならないようにすることが大切です。心理学者のChristopher Peterson氏は現実的楽観性と呼んでいます。
 楽天主義一辺倒では、うまくいかないことも多いのでしょう。
 安易に考えたり、一所懸命にやらなかったり、反省をしなかったり・・・。

 理想的なのは冷静に正しく現実を見ることでしょうが、多少悲観的に現実を見ることで余分に考え・備え・努力するぐらいのほうがいいのかもしれません。
 楽観しすぎて不安がまったくなくなるよりも、「不安は注意信号」として努力を怠らないほうがいいでしょう。

 楽観と悲観をうまく使い分けることができればいいのでしょう。
 たとえば、楽観的に夢をもつ、多少悲観的に備える、楽観的ないいイメージをもって実行する、多少悲観的に反省する、楽観的に希望をもち続ける・・・。

 『「楽観的に構想し、悲観的に計画し、
  楽観的に実行する」ことが物事を成就させ、
  思いを現実に変えるのに必要なのです』 稲盛和夫

 楽観的か悲観的かは、人それぞれ。そして、そう簡単には変えられないでしょう。ということは、それが自分に合っているのかもしれません。
 元来楽観的な人は「楽観しすぎないように気をつけよう。また時には悲観的に考えよう」、元来悲観的な人は「悲観しすぎないように気をつけよう。また「時には楽観的に考えよう」と心がけることができればいいのではないでしょうか。



   

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