しあわせ日記
目的と目標と方法
“目的”とは、「成し遂げようと目指す事柄。行為の目指すところ」(広辞苑)。
“目標”とは、「目的を達成するために設けた、めあて」(広辞苑)。
また、「“目的”が抽象的で質的なものに向かうのに対し、“目標”は具体的で量的な方向を含むことがある」(角川類語国語辞典)。
“目標”をもって努力している人はたくさんいます。
それは何のため?でしょうか。
その答え、「○○のため(に目標をもって努力している)」が“目的”なのでしょう。
目標ははっきりしているが、その目的は考えていない人も多いと思います。
自分(の利益/経験/成長/幸せ)のため、愛する人を幸せにするため、誰か(特定の人)の役に立つため、みんな(不特定多数の人)のため、社会に貢献するため、・・・。
目的意識を明確にすることが、目標達成への力になるといいのではないでしょうか。
目標を達成するためには、その方法がわからなければ何もしようがありません。
目標達成の方法は、何か(本やネットなど)で調べたり、人から教わったり、自分で考えたりして見出さなければなりません。さらに、自分なりの工夫ができると、なおいいでしょう。
また、その方法は自分にとって現実的・具体的な作業の積み重ねでなければなりません。
そして、今やるべきことをやる。その継続で自分の目標・目的を達成できるといいのです。それは、自分の幸せにもつながることでしょう。
『目的と目標を混同するな。
目的と目標の大きな違いは、目標には終わりがあるが、
目的には終わりがないということだ』 リチャード・ブロディ
目標は達成するか断念すれば終わります。でも、目的には終わりはないでしょう。
一つの目標が終わったとしても、次の(幸せの)目標をもって生きることができるといいのではないでしょうか。