しあわせ日記
是々否々(ぜぜひひ)
「良いことは良い、悪いことは悪いと、事に応じて判断すること」
「良いことは良い、悪いことは悪い」というのは当たり前ですが、その判断がうまくできないことがあります。
判断を誤るのは、心の中の悪いもの(感情/望み/思考)にとらわれている時ではないでしょうか。
たとえば、悪い感情(イライラ、怒り、憎しみ、嫉妬、落ち込み・・・)。
たとえば、悪い望み(強すぎる欲望、私利私欲、好き嫌い・・・)。
たとえば、悪い考え(対抗心、苦手意識、先入観、偏見・・・)。
相手が嫌いな人だから、ライバルだから、相手とケンカしているから、・・・何でもかんでも反対してしまう、というようなこともそうです。
たとえそういう相手だとしても、「良いことは良い」と認められるほうが、人間として上等なのではないでしょうか。
反対に、好きな人だからと、何でも「良い」と許すのは、相手を甘やかすことになり、相手のためにもならないでしょう。
「悪いことは悪い」とし、相手の成長を望むのが、本当の愛情ではないでしょうか。
心の中にひっかかるものがあっても、「是々否々」「それはそれ、これはこれ」を心がけ、その事々、その時々に、とらわれない心で、物事を判断できるようになれるといいのではないでしょうか。