しあわせ日記
水の貴重さ
3月22日は「国連水の日(World Day for Water)」で、地球的な視点から水の大切さ、貴重さを世界中の人々がともに見詰め直す日。
水がなければ人間は生きていけません。地球上の動物・植物にとって、水は貴重なものです。
私たちの生活は水がないと困ります。ご飯は炊けないし、歯は磨けないし、何かを洗えないし、トイレは流せないし、お風呂にも入れません。
現代の日本では、水道の栓を開ければ蛇口から飲める水が出てきます。
世界には水を得るのが大変な地域も、不衛生な水を使っている地域もたくさんあります。また、水不足で十分な水が得られない(時期がある)地域もあります。水を大切に大切に使っている人もたくさんいるのです。
それに比べて、私たちはなんて恵まれていて、幸せなことか。
無いと困るものは、水以外にもいろいろありそうです(いちばん困るのは電気でしょうか)。
ふだん有ったもの(物・人・事)が無くなったとき、不便だったり、困ったり、大変だったり、寂しかったり、・・・不幸な気もちを感じた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
たとえば、いつも使っても道具や家具などの物が無かったら、不便で困るでしょう。
たとえば、電気や水道が使えなかったら、すごく不便で大変でしょう。そのために、できないことも多いでしよう。
たとえば、身近な大切な人がいなくなったとしたら、とても寂しいでしょう。
たとえば、今までできていたことができなくなったら、不自由だったりつまらなかったりするでしょう。
でも、有るのが当たり前と思っているものも多いでしょう。
「有って当たり前、無いと大変」と思うのと、「有って幸せ、無くてもなんとかなる」と思うのでは心の中が大きく違うでしょう。
物は有る/無い、人はいる/いない、事はできる/できないによって、幸福/不せになることがあります。
「○○が有って、よかった/幸せ」「○○がいてくれて、よかった/幸せ」「○○ができて、よかった/幸せ」と、時々は思えたらいいのではないでしょうか。