読書日記

  モノと向かい合う練習

 『ようこそ断捨離へ』(やましたひでこ)より、
 今の自分に、何が必要で、何が不要なのか、
 今の自分に、何が、ふさわしく、何が、ふさわしくないか、
 今の自分に、何が、心地よく、何が、心地よくないか。

 「今の自分」を物さしに、モノと向かい合う練習を、繰り返し、繰り返す。
 自分のまわりを見渡して、コレは、今必要なのか、必要ではないのか。
 たとえば、「物」コレはいつ使うのか、使わないのではないか。「人」この人とのつきあいは必要か、(こんなに)つきあわなくてもいいのではないか。「事」コレはやる必要があるのか、やらなくてもいいのではないか。
 こんなふうにモノと向かい合ってみれば、不要なモノも見つかるのでしょう。

 自分のまわりを見渡して、コレは、今の自分にふさわしいか、ふさわしくないか。
 たとえば、「物」コレは今の自分にふさわしいか、もうふさわしくないのではないか。「人」この人は今の自分にふさわしい人か、今の自分にはふさわしくないのではないか。「事」コレをやることは今の自分にふさわしいか、やらないほうがいいのではないか。
 こんなふうにモノと向かい合ってみれば、今の自分にはふさわしくないモノに気づけることもあるでしょう。

 自分のまわりを見渡して、コレは、今の自分にとって心地よいか、心地よくないか。
 たとえば、「物」コレを使って、今の自分は心地よいか、そうでもないのではないか。「人」この人とつきあって心地よいか、心地よくないのにつきあっているのではないか。「事」コレをやっているときは心地よいか、ただなくとなくやっているのではないか、イヤイヤやっているのではないか。
 こんなふうにモノと向かい合ってみれば、今の自分にとって心地よくないモノもあるでしょう。

 今の自分に、不要なモノ、ふさわしくないモノ、心地よくないモノの中で、「捨てる」ことができるモノがあるはずです。一つ一つ今の自分にとって余分なモノを減らしていけるといいのでしょう。
 モノとこんなふうに向かい合うことを「練習」と考えればいいのでしょう。繰り返し練習すれば、だんだん上達して、少しずつ余分なモノを捨てられるようになるのではないでしょうか。



   

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