読書日記

  あざけりは無視する

 『じょうぶな心のつくり方』(ジェリー・ミンチントン)より、
 不幸な人生を送っている人は、みじめな気持ちをあなたにも味わせることによって、自分の気分をよくしようとする。
 彼らのあざけりを間に受けると、恥ずかしくなって自尊心に悪影響を受ける。
 一番いいのは、なるべく無視することだ。彼らのあざけりをたわごとだと思うといい。できれば、彼らに同情するくらいの余裕を持ちたいものだ。問題を抱えているのは、あなたではなく彼らのほうなのだから。
 世の中には、人を不幸(な気もち)にさせようと、平気でひどい言葉を投げかける人もいます。そのために、悩み苦しんだり傷ついたりすると、自尊心を損なうことにもなってしまうのでしょう。
 自分がそういう目にあった場合には、まず、「こんな人もいる」「こんな人のために、イヤな気もちになるのは損だ」のように考えられるといいでしょう。
 「こんなことで傷つくのは相手の思うツボ」と考えてもいいでしょう。

 そういうことを言うのは「相手の問題」、そのために「自分がイヤな思いをすることはない」と考えていいでしょう。
 むしろ、そういう人は「可哀想な人/不幸な人」と思ってもいいのでしょう。

 そういう人(の悪口)に対しては、「まともに相手をするのはよそう」と考え、平然とやり過ごすのがいちばんではないでしょうか。



   

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じょうぶな心のつくり方』ジェリー・ミンチントン

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