読書日記

  7 リズムの幸福(ダンサー)

 『「裸のサル」の幸福論』(デズモンド・モリス)より、
 強烈なリズム活動と関連した特殊な種類の幸福があります。これらは音楽、ダンス、歌、エアロビクス、体操、陸上競技などだけでなく、キリスト教の信仰復興運動の祝祭、シンクロナイズドスイミング、イスラム神秘主義教団の踊り、ブードゥー教の宗教儀式、軍隊の行進などの中にも存在します。
 音楽・歌にはリズムがあり、気分を変える効果は大きいと思います。
 身体を動かすことも、ストレス発散や気分転換に有効です。
 音楽のリズムに合わせて身体を動かす、踊りや体操はその両方を兼ね備えています。

 古今東西、祭りや儀式などの行事には、リズムのある音楽と踊りがつきものです。
 音楽はその場の雰囲気を作り、参加者の気もちをある方向に導きます。
 音楽にのって踊ることで、イヤなことを忘れて気もちよくなり、日頃のストレスも発散できるでしょう。また、参加者の一体感が生まれる効果も大きいと思います。

 他にもリズムがあるものによるよい効果はいろいろあるでしょう。
 たとえば、リズムのある水の音。海の波や川のせせらぎや滝の音などは人の心を癒してくれます。

 音楽や踊りなど、リズムのあるものを幸福に暮らすためにうまく活用できるようになるといいのではないでしょうか。
 そのためには、自分の好きな、自分に合ったリズムを見つけ、それを楽しむ工夫と努力ができるといいと思います。



   

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