読書日記

　　学ぼうとする心

　ＰＨＰ１１月号の特集は『明日が輝くヒント　きっと花咲く時がくる』。
　軌保博光さん（路上詩人）は、
　「みや」はこんなことを教えてくれた。
　すべての出来事はただの出来事なのよ。それを良い出来事、悪い出来事と決めるのは自分の心だから、もしもあなたがしあわせな人生を過ごしたいのであれば、必ずいつも学ぼうとする心を持っていなさい。
　学びの心を持っていれば、どんな出来事が起こっても、あなたの心には「キズ」は残らず、そこから学び、「キ」が一つ増えて、「キズキ」が残るの。
　人生にはいろんな出来事があるでしょう。それらをどうとらえるかは、その人の心しだいなのです。
　同じ出来事があっても、人によっては人生の中の不幸な出来事になり、人によっては人生の中の幸せな出来事になることがあるのです。

　一見、不幸な出来事があっても、いいように考えることが可能な場合がけっこうあります。
　一つには、「いい経験」と考えることです。その出来事から何かを学び、その後の人生に活かせたとしたら、それはいい経験と言えます。
　もう一つは、「いいきっかけ」にすることです。その出来事をきっかけに何かいいことを始め、それがその後の人生の幸せにつながれば、それはいいきっかけになったのです。

　どんな不幸な出来事も時間をかければ幸せに変えることができると思います。
　一つの不幸な出来事を重症の心のキズのままにしておかないで、心を強くするいい経験にできるように、養生やリハビリの努力をすることが大事なのではないでしょうか。

　そのためには、どんな出来事からも学ぼうとする心を持つことが大切なのでしょう。
　その前に、幸せになるために「自分を育てていこう」という人生目標を持てるといいでしょう。
　そして、「すべてのことはいい経験」と考えて生きていけるようになれるといいのではないでしょうか。

すべてのことは 好好



　　　

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