読書日記

  「ま、いいか」

 PHP10月号の特集は『悩みからの抜け出し方 「心」が人生を変える』。
 兼子ただしさん(スポーツストレッチトレーナー)は、
 トレーニングによって体が鍛えられるのはもちろん、心も強くなっていくのです。いちばん大きな変化は、「ま、いいか」と思えるようになったこと。

 「ま、いいか」と思えるようになってからこれまで、大抵のことは乗り越えられてきています。失敗してもクヨクヨせず、すぐに気持ちを切り替えて前に進んで行ける。
 体を鍛えるためには、それなりに苦しいトレーニングが必要です。それに耐えて続けられれば、体が強くなるだけでなく、心もそれなりに強くなるのではないでしょうか。
 体(体力/外見など)や健康に自信がもてれば、心にも少しは余裕がもてるのではないでしょうか。
 その表れの一つが「ま、いいか」と思えるようになったことなのかもしれません。

 小さいことにクヨクヨしていると、暗い気もちで過ごす時間が長くなるだけでなく、何事も消極的になりやすいでしょう。
 小さいことは「ま、いいか」と軽く済ませるようになると、もっと気分よく過ごせるようになるでしょう。
 「こんなことをクヨクヨ考えるより、○○しよう」のように気持ちを切り替えられると、立ち直りが早く、前向きに行動できるようになるのでしょう。

 心が(広く/大きく/強く)成長すれば、それだけ多くのことは「小さいこと」と考えられるようになるでしょう。考え方によっては「ほとんどのことは“小さいこと”」なのです。
 小さいことを「ま、いいか」と思えるようになることは、人間としての成長であり、幸せに暮らせるようになるためにとても役に立つことだと思います。



   

次の日の日記

最新の日記

「心」が人生を変える

ホームページ