読書日記

  ポストカードを書く

 PHP9月号の特集は『自分も相手も笑顔になれる 人づきあいの「ひと手間」』。
 一青妙さん(女優・歯科医師)は、
 面と向かってうまく伝えられない気持ちを、どうやったら相手に伝えられるか。最終的にたどり着いたのは、話すのが苦手なら、書けば良いとシンプルな答えで、具体的には「ポストカードを書く」ことだった。
 ポストカードのマジックで突破口が開くと、悩んでいたことが嘘のように付き合う相手と近くなり、世界が変わる。
 相手を目の前にして、自分の思いをうまく伝えるのは難しい、という人も多いと思います。言葉を過って相手の機嫌を損ねたり関係を悪化させたりしてしまうことを危惧する人もいるでしょう。
 「話す」のが苦手な人には、「書く」という方法もあるのでしょう。

 時間をかけて言葉を選んで書くことができます。自分で読み直してみて、相手の気分を害しそうなことや誤解を与えそうなところなどを見つけて訂正することもできます。
 相手の気持ちになってよく考えれば、相手に好感を与える文章も思いつくのではないでしょうか。

 そもそもポストカードを書いて送ってくれる人は少ないと思います。受け取った人にはけっこう印象に残ると思います。
 ポストカードに書いた文面に心がこもっていれば好印象を与えられます。また、ポストカードに描かれている写真や絵が好印象になることもあるでしょう。

 ポストカードを受け取った人は次に会った時に、そのお礼を言うでしょう。印象深ければ、その感想も言うでしょう。
 そのポストカードのマジックをきっかけに会話が弾めば、相手との関係も近づくのではないでしょうか。



   

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