読書日記

  思いをこめた言葉

 PHP9月号の特集は『自分も相手も笑顔になれる 人づきあいの「ひと手間」』。
 あさのあつこさん(作家)は、
 本当につきあっていきたい人には通り一遍にならないよう気をつけています。
 たったひと言でいいんです。大事な人には本心からの思いをこめた言葉を伝えたい。
 私はやっぱり言葉の力を信じていて、言葉は人との絆をつくっていくのに欠かせない要素だと思っています。
 愛する人、自分にとって大切な人には、通り一遍の応対、ただのつきあいではなく、心の通うつきあいができたほうがいいでしょう。
 そのためには、まずは自分の心を伝えることが大事なのでしょう。

 そういう特別な人には、自分の心の中にそれ相応の思いがあるはずです。
 たとえば、好きという思い、感謝の気もち、尊敬の念、大切に思う心・・・。
 そういう思いをこめた言葉を口に出して相手に言うことができるといいのでしょう。

 そういう言葉は相手にも何かしら伝わるのだと思います。
 その思いを感じて相手から心のこもった言葉が返ってくることもあるでしょう。
 それだけでも少しは心が通い、絆は強まるのではないでしょうか。

 心の中に思いがあっても、それを具体的な言動に表さなければ、相手には伝わりません。
 相手を信じ、言葉の力を信じることで、勇気を出して、自分の思いをこめた言葉を発することができるといいのではないでしょうか。



   

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