読書日記

  しあわせ合気道

 『笑訳 歎異抄 逆説の幸福術』(おかのきんや)より、
 日常生活を送っていると、〈心配や不安〉で、心がクラクラすることも起こります。でも〈心配や不安〉に、いちいち打ちのめされていては、きりがありません。
 そこで、〈しあわせ合気道〉です。〈心配や不安〉が押し寄せてきたら、それをきっかけに、〈建設的〉なことをしてしまうのです。
 将来のことを考えるのはいいことです。でも、ただ心配して不安な気もちを強くしてしまうだけだとよくないのでしょう。
 不安があるということは、今後何か悪いことになる危険性があるということでしょう。
 「不安は注意信号」と考え、悪くならないような対策を考えられるといいのでしょう。
 さらには、これからよりよくなるような建設的なことを考えられると、なおいいのでしょう。

 不安に限らず、自分がイヤな気もちになった時には、何か問題があると考え、それをいいきっかけとして、何か建設的なことを始められるといいのではないでしょうか。
 「こんなことを考えて(イヤな気もちになって)いるより、いいことを始めよう」と切り替えられるようになるといいでしょう。

 また、悪いことがあった時には「いいように考えよう」、不幸なことがあった時には「不幸を幸せに変えよう」と考えるのも、〈しあわせ合気道〉の技だと思います。

 このような技はすごく難しいことと思われるかもしれませんが、コツをつかめば相手(問題)の勢いや力を利用することで、意外にラクにできるようになるものだと思います。
 あなたも〈しあわせ合気道〉や〈幸せになる考え方〉を身につけるように努力してみてはいかがでしょうか。



   

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