読書日記

  いいものだけを買う

 『持たない暮らし』(下重暁子)より、
 捨てるのをためらう人も、買うのを減らすことならできる。
 「ちょっといいわねぇ」と思ったら、買わないこと。「ちょっといいもの」は、ちょっといいだけだ。
 「ほんとうにいい」とか「心底惚れ込んだ」以外は買わない。ちょっといいものに目移りして買っていたらきりがない。
 ちょっといいものをたくさん買うよりも、ほんとうにいいものを一つ買う。
 持たない暮らしを実現するためには、持ち物を減らす。その方法としては、持ち物を減らす「捨てる」と、持ち物を増やさない「買わない」があるのでしょう。
 でも、物をなかなか捨てられない人も、つい買ってしまう人もいるでしょう。

 買うのを減らす方法の一つが、「ほんとうにいい」物だけを買い、「ちょっといい」物は買わないように心がけることなのでしょう。
 「少しでも迷ったら買わない」という方法もいいのではないかと思います。
 自分が大切にしたいもの・自分がこだわるものに対しては「ほんとうにいい」物だけを買い、それ以外では「ちょっといい」物を一つ買うというのもいいのではないでしょうか。

 買うのを減らすためには、それなりの意識改革が必要なのではないかと思います。
 自分の幸せ・生活・生き方を考え直し、その上で自分が幸せになれるお金の使い方を考えてみるといいでしょう。
 自分が幸せになるためには、「このことにもっとお金を使いたい」という強い気もちがもてれば、自ずと不用な物は買わないようになれるのではないでしょうか。



   

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