読書日記
しまわずに使う
『持たない暮らし』(下重暁子)より、
物が多いのは使わないものをしまってあるからだ。しまわずに、使う。いいもの、好きなものを使えば、しまうものはなく、自然に物は減ってくる。
いいもののなかで暮らせば、心も豊かになるし、毎日が楽しい。
持たない暮らし・シンプルな暮らしに不用な物は不要なのでしょう。
そもそも物は使うために買うのです。しまっておくために買うわけではないでしょう(中には、買い物をしたいがために買うような人もいますが)。
しまわずに使うことが、その物を大切にすることになるのでしょう。
逆に、しまってしまうから買った物を忘れて使わなくなってしまうということもありそうです。
人が一日に使うものはそんなに多くはないでしょう。週に一回使う物とか月に1回使う物とかもあるでしょうが、そういうものはふつう少ないでしょう。
人が生活の中で実際に使う物はそんなには多くなく、それだけなら自然にシンプルになるのではないでしょうか。
中には、年に一回・一時期しか使わない物もあるでしょう。年中行事で使用する物、決まった季節でしか使わない物など。
そういう物は一時的にしまっておいていいでしょう。そして、必要な時に取り出して使えばいいのだと思います。
使う時期が来たら、目につきやすい場所に出しておくようにする(たとえば、衣替えのような)のもいいのではないでしょうか。
物は使うために買うのです。それも、楽しむため、味わうため、装うためなど、よりよく(幸せに)生活するために役立つと、なおいいのでしょう。
そのために、役立ついいもの、自分が楽しめる好きなものを買うようにし、それを十分に使えるといいのでしょう。
少なくとも、ずっとしまっておくのではもったいないのではないでしょうか。
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