読書日記

  問題を書きだす

 『3週間続ければ一生が変わる』(ロビン・シャーマ)より、
 一枚の紙を取りだし、抱えている問題をひとつ残らず書きだせば、きっと何かが起こります。
 問題が生みだしがちな精神的混乱を解き放つために、すべての心配ごとを紙に書きだすのです。そうすれば、もはや心配ごとで悩んだり、貴重なエネルギーを減らしたりすることはなくなるでしょう。
 このシンプルな作業によって、問題を客観的な目でながめ、整然とした、計画性の高い手順で取り組むこともできるようになります。
 問題を抱えて頭が混乱してきたら、書きだしてみるといいのでしょう。
 複数の問題を同時に考えてしまったら、混乱するのは当然です。
 すべての問題を一枚の紙に書きだし、それらに優先順位をつけて、一つ一つ考えることができるといいのでしょう。

 複数の問題を書きだしてみれば、その中で比較的小さい問題や緊急性のない問題や考えてもしかたがない問題などに気づけることもあるでしょう。
 自分にとって大事な問題を優先することで、それ以外の問題を考えないですむようになれるといいのではないでしょうか。

 一つの問題を集中して考える際には、また一枚の紙に書いて考えるといいと思います。
 紙に書くことで、問題を明確にすることができます。紙に書いていく過程で問題を整理できるでしょう。
 書いたものを読み返してみることで少しは客観的に考え直すことができ、冷静な判断もしやすいでしょう。
 同じ考えだけを繰り返さずに(堂々巡りをせずに)すみます。時間を置いて考え直す時には、前に考えたことを思い出し、次に考えをすすめることができます。その分、余計な時間とエネルギーを費やさずにすむでしょう。

 自分の抱えている問題を紙に書いて考える方法を身につけることで、問題解決にあまり悩み苦しまずに、一つ一つ着実に解決できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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