古代インドでは、人生を四つの時期に分けて考えたという。人生には節目となるような時が何回かはあり、生き方が大きく変わることがあるでしょう。
「学生期(がくしょうき)」、「家住期(かじゅうき)」、そして、「林住期(りんじゅうき)」と「遊行期(ゆぎょうき)」。
50歳をはっきりひとつの区切りとして受けとめる必要がある、と私は思う。
そして、そこから始まる25年、すなわち「林住期」をこそ、真の人生のクライマックスと考えたいのだ。
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