絶望の時代ではなく、これからは下山の時代なのだと考えたほうがいい。 頂上という季節に別れを告げ、穏やかに山を下りていく。そこには、登っていく時には見えなかった風景が広がっています。 と同時に、自分自身の来し方も振り返ることもできる。そういう意味で言えば、下山の時こそが人生における充実した時間とも言えるのです。