読書日記

  問題を個人化

 『生き方を変える大法則』(大野裕)の「こんな気持ちにとらわれていませんか」より、
□あなたは、問題を個人化していませんか?
 よくないできごとが起きると、それをすべて自分のせいにしてしまうのも問題です。
 たしかに、人はなんらかの形で他人に影響を与えています。しかし、だからといって、そのすべてに責任を持つ必要はありません。
 仕事がうまくいかないのは自分のせい、場の雰囲気が悪いのは自分のせい、チームの成績が悪いのは自分の責任、家族(の誰か)の問題は自分の責任、・・・。
 こんなふうにすべて自分の責任と考えていたら、つらくなるだけでどうしようもないでしょう。

 自分が何かをしなかったから・・・、自分が(もっと)こうしていれば・・・、自分が○○だったら・・・。
 結果論で考えればいろいろあるのでしょうが、実際にそれを事前にすることはできなくても当たり前なのではないでしょうか。

 もしかしたら、自分にも少しは責任があるのかもしれません。
 でも、実際には自分の責任はほんの少しあるかないかという場合が多いのでしょう。
 少なくとも関わっている人間が複数いる場合には、自分だけの責任ということはあり得ないのです。

 自分の責任(が少しはあること)は認めつつ、すべての責任を持つ必要はないことがわかるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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