読書日記

  目標を上手く使う

 『努力しない生き方』(桜井章一)より、
 小さな目標から大きな目標まで目標にもさまざまなものがある。それをいかに持つかで人生の方向は変わってくる。だからこそ目標は上手く使わないといけない。
 また目標はなるべく多く持っていたほうがいい。目標が多過ぎてしんどいという人がいたら、それは目標の立て方やそれへ近づく方法に問題がある。
 目標は一つに絞り込むべきだという考えもあるが、一つだけの目標を熱心に追い求めると思考と行動の柔軟性がなくなってくる。
 いろんな目標があります。
 何を望み、何を目標として持つかで、人生が変わります
 幸せになるためには、幸せの目標をもって生きることが大事だと思います。

 目標は一つだけには限りません。一つだけに絞る必要がある人は、すごく高い目標を持った特別な人でしょう。
 ふつうの人は、相当に大きな目標を持っていても、他に中ぐらいの目標や小さな目標なら同時に持てるでしょう。
 たとえば、大きな箱があって、その中に大きな石は数個しか入りません。でも、その隙間に中ぐらいの石はけっこう入ります。それでもまだ、小さな砂はたくさん入ります。箱の大きさ(キャパシティ)の中で、大・中・小の石をいろいろ組み合わせて入れることが可能なのです。

 一度に持てる目標の数は人それぞれです。
 はじめからたくさん持とうとするよりも、一つ一つ増やしていって、自分にちょうどいい数ぐらいにしておいたほうがいいでしょう。
 目標の選択と複数の目標の持ち方は、はじめはうまくできないかもしれません。目標をもって達成する努力をする経験を積み重ねる中で、自分に合った目標の持ち方を習得していけたらいいのではないでしょうか。



   

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