読書日記
信頼と感謝
PHP7月号の小松成美「超勝負論」は、三宅宏美さん(重量挙げ)。
親子なので、ぶつかることもあれば、逆に何も言わなくても通じ合えるところもあります。いずれにしても、父は、私のコンディションも何もかも全て分かってくれています。
一番信頼しているし、感謝しています。普段は照れくさくて言えないんですが。
親子なら、他人よりも遠慮なく、自分の主張をぶつけることもできるのでしょう。たとえ、一時的に言い争ったり関係が悪くなったりしても、親子であることは変わりません。
生まれたときから見てきて、長い歳月を共に生活してきたからには、言わなくてもわかることもあるでしょう。
子供にとって親は信頼できる存在のはずです。親は「子供のため」を考えているのです。
ただし、「子供ため」を思って考えても、間違ったことや現在の子供に合わないことや子供が望まないことを勧めることもあるでしょう。親も人間です。完全に子供をわかっているわけではありません。間違った考えをすることもあります。
でも少なくとも、親は「子供のため」を考えている、ということは信じていいのではないでしょうか。
親と意見が合わないことがあっても、親が自分にしてくれたことはたくさんあるはずです。
それを忘れることなく、感謝の気もちをもって接すれば、ひどい対立にはならないのではないかと思います。
また、何かのおりに、感謝の気もちを表すことができるといいのではないでしょうか。