読書日記

  両親の影響

 PHP7月号の特集は『こころに残る父のこと、母のこと』。
 さだまさしさん(シンガーソングライター)は、
 親父の良い部分を挙げるなら、大変な読書家であったこと。
 その親父は音楽に縁がありませんでしたが、お袋は音楽が大好きでね。僕の楽曲にも、知らないうちにたくさん影響を与えてくれたと思います。
 読書は父から。そして音楽は母から。今の僕があるのは、両親のお陰と言って過言ではありません。
 誰でも両親からたくさんの影響を受けているのでしょう。
 世の中でいちばん多くの影響を受けた人たちとも考えられそうです。
 親からの影響が今の自分(の生き方)にどう生きているかが大きいのだと思います。

 自分のいい所に気づける人は、親からのいい影響にも気づけるのでしょう。
 自分の悪い所を考えやすい人は、親からの悪い影響ばかりを考えやすいような気がします。

 親の悪い所を反面教師とし、「自分はああはなりたくない」と考えれば、いい影響を受けたことになるでしょう。
 親から受けたつらい経験をバネに頑張れる人もいます。つらい経験で少しは強くなれた人もいるでしょう。

 たとえ一時的に親から悪い影響を受けたとしても、いつまでも「親のせい」にして、自分をそのまま放っておくのは「自分のせい」です。
 それを一生引きずることなく、自分をいいほうに変えていけるといいでしょう。

 自分の努力で幸せに生きられるようになり、今の(幸せな)自分があるのは「あの親だったからこそ」「親のお陰」のように考えられるようになるといいのではないでしょうか。



   

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