読書日記

  「不安」が「計画」を作る

 PHP5月号の特集は『いい人生がひらける悩み方』。
 野口敬さん(意識構造アナリスト)は、
 “心配性”の方は、どんなことに対しても「これでよいのだろうか」「本当に大丈夫だろうか」と真剣に悩みます。「不安」が残るから、何度でも見直して「完全」に近づけようとします。視点を変えてみると、「不安」が「計画」と「戦略」を作ると言って良いのです。

 めげそうになったりあせったら、自分の特質をフルに発揮し「計画」を立てましょう。それで「あせりと不安」を鎮めましょう。それが「自信と確信」につながるのです。
 心配性の人は悩みがつきないでしょう。悲観的な考えはいくらでもでき、そのたびに不安な気もちになってしまいます。

 「不安は注意信号」と考えて、将来に備えることができればいいのです。
 悪い結果を想って恐れるよりも、どうしたらうまくいくかを考えたほうがいいでしょう。その一つの方法が計画を立てることです。
 「できる(できそうだ)」と思えれば、不安は小さくなり期待が大きくなって、動き出せるでしょう。

 今は何もできないこともあるでしょう。ただ不安になるだけで何も対策しないのなら、「その時はその時」「なるようになる」のような割り切った考え方をして、少しでも不安な気もちを鎮め、考えを切り替えられるといいでしょう。

 「心配性の人」は、視点を変えて「慎重に準備する人」「慎重に事を運べる人」と考え、そうなれるように努力すればいいのではないでしょうか。



   

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