読書日記

  冬の時期の成長

 『庭仕事から学んだ人生のレッスン』(ヴィヴィアン・エリザベス・グリック)より、
 何ひとつ育たないように見える冬ですが、大地は着々と力を蓄えなおし、有機物をエネルギーに変えて、翌年の恵みに備えています。

 厳しく辛い環境のなかでこそ、すばらしい成長を遂げられることが、よくあります。心の奥深くを見つめ、このうえなく冷たい、苦しいそのときから学ぶことが大切です。自分が大きく変わる何よりの可能性は、そこに秘められているのですから。
 何もかもがうまくいかない時期、何も成果が表れない時期もあるでしょう。
 そこで怠けてしまったり、あきらめてしまったりしたら、失敗になってしまいます。
 そういう時でも、ちゃんと努力を続ければ、蓄えられるものがあるはずです。
 それが春になった時に、大きく成長する力になるのだと思います。

何も咲かない寒い日は 下へ下へと根をのばせ  やがて大きな花が咲く

 また、苦難の時は大事な何かを学べるいい機会なのかもしれません。今の自分に足りないものを根本的に考え直すことで、自身を補強できれば、大きく進化できるでしょう。
 少なくとも、苦難を乗り越えることで、それなりの力をつけることができるでしょう。
 たとえ、今やっていることが失敗に終わったとしても、次のことで成功する確率は高くなるでしょう。

 厳しく辛い冬の時期にこそ、実力を養う努力を続けることが大事なのではないでしょうか。
 実力をつけることが成功への本道なのだと思います。



   

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