読書日記

  つらい経験をプラスに変える

 PHP2月号の特集は『元気をくれる人・あたたかい人』。
 高田延彦さん(高田道場代表)は、
 人生において大事なのは、どれだけ倒れた経験があるかだと私は思います。倒れたら、倒れた分だけ起き上がる。起き上がるには、力がいる。その力が心の筋肉になり、たくましい精神力をつくっていくのです。
 だいたい、自分が傷つかなかったら、人の痛みもわからない。人の痛みがわかってこそ、他人に優しくもなれるし、あたたかくもなれる。つまり、つらい経験はいずれ必ずプラスに姿を変えるんですね。
 人にあたたかくするためには、優しさが必要なのでしょう。
 優しさの基本は思いやりであり、優しさの一つが人の痛みがわかることなのでしょう。

 優しさを実践するためには強さが必要なのでしょう。
 強さはある程度きつい経験をしないと身につかないのではないでしょうか。

 そういう意味では、つらい経験は優しさと強さを養い、人をあたたかくもするのでしょう。
 ただしそのためには、つらいことも「いい経験にしよう」と取り組むことで、それを乗り越え、その中から何かを学んでいくことが大事なのだと思います。

  『苦しみは人間を強くするか、それともうち砕くかである』 ヒルティ

  『涙の数だけ強くなれるよ アスファルトに咲く 花のように』 岡本真夜

  『人は悲しみが 多いほど 人には優しく 出来るのだから』 武田鉄矢



   

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