読書日記
そんなに我慢しない
PHP12月号の『明日への思い』は瀬戸内寂聴さん(作家)は、
人生って、そんなに我慢ばかりする場所ではありません。ひたすら我慢して、それでも後になって良かったなと思えるような経験は、実はとても少ないもの。
一つのことだけに執着せず、自分を殺してまで我慢しないこと。人生は、何歳からでもやり直せるのですから。
我慢が必要なこともあるでしょう。
少し力を抜いて、我慢(事によってはやり過ごすことが)できるといいのではないでしょうか。
一方、我慢しても希望がもてない場合には、一つのことにとらわれていつまでも我慢するのはやめて、別の選択をしたほうがいいのかもしれません。
探せば他にも道はあるはずです。やり直せばいいのでしょう。
我慢することで自分が強くなれる、続ける中で何か学べることがある場合には、少しは我慢したほうがいいでしょう。
それでも、ある程度我慢したら、無理はやめて、別のことを始めたほうがいいのでしょう。
どこまで我慢するかの判断は難しいでしょうが、自分でよく考えて決めたのなら、それでいいのだと思います。
自分に合うものがどこかにあるはずです。自分の幸せのために、あきらめずに探し続けたほうがいいのではないでしょうか。