読書日記

  出会いがエネルギー

 『天才の読み方』(齋藤孝)より、
 人間というのは、自分を刺激するような素晴らしいもの、素晴らしい人物との出会いによって、エネルギーを得て、どんどん元気に、大きくなるものです。
 ところが、「自分なり」という枠の中に閉じこもったとたんに、出会える対象の幅が狭くなってしまいます。守りに入ったがゆえにじり貧状態になってしまい、自分の器は決して大きくなりません。
 新しいものを産み出したり、自分の技術や能力を向上させたりするのに、自分だけの力でひたすら頑張るのも悪いことではないと思います。オリジナリティ(自分なり)を追求するにはそのほうがいいのかもしれません。
 でも、それだけでは進化することは難しいのでしょう。行き詰まってしまうこともあるのではないでしょうか。

 素晴らしいもの(物・人・事)と出会うことで、新たなヒントを得て、自分のものに何かしらいい影響を与えられるといいのでしょう。
 素晴らしいものに触れれば、少なからず刺激を受け、自分が頑張るエネルギーになることもあるでしょう。

 幸せはたくさんあり幸せになる方法もたくさんあるというのが、私の基本的な考え方です。
 ですから私は、いろんな本(著者)と出会い、様々なヒントや刺激を得ながら、自分なりの幸せになる方法を探求していきたいと思っています。

 一つのことを高く究めるのはいいことですが、底辺が広いほうがより高くできるのではないでしょうか。そのためには、それ相当の時間と努力が必要なのでしょうが。
 いいものとの出会いを大切にしながら、自分なりの道を歩いていけたらいいのでしょう。



   

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天才の読み方』齋藤孝

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