人間というのは、自分を刺激するような素晴らしいもの、素晴らしい人物との出会いによって、エネルギーを得て、どんどん元気に、大きくなるものです。新しいものを産み出したり、自分の技術や能力を向上させたりするのに、自分だけの力でひたすら頑張るのも悪いことではないと思います。オリジナリティ(自分なり)を追求するにはそのほうがいいのかもしれません。
ところが、「自分なり」という枠の中に閉じこもったとたんに、出会える対象の幅が狭くなってしまいます。守りに入ったがゆえにじり貧状態になってしまい、自分の器は決して大きくなりません。
次の日の日記 『天才の読み方』齋藤孝 ホームページ |