読書日記

  自己執着が強い人

 PHP11月号の特集は『くよくよする人・しない人』。
 加藤諦三さん(早稲田大学名誉教授)は、
 自己執着が強い人は何かあれば必ずくよくよする。
 自分の利益に執着する人に、「起きたことは起きたこと、損をしたことを忘れろ」といっても無駄である。自分が人からよく思われることに執着している人に「失敗したことは、もう忘れろ」と言っても無理である。
 くよくよするという状態の根底にあるのは自己執着であり、自意識過剰である。
 自分のことばかりを考え、しかも求め過ぎる人はくよくよしやすいのでしょう。
 また、悪いことがあると自分のせいにしやすい内罰型の人もくよくよしやすいと思います。

 執着心が強いと、それが満たされないと、なかなか忘れることはできないのでしょう。
 「こういうこともある」「(起こってしまったことは)しかたがない」と受け入れることも難しく、「こんなことを考えるより、○○しよう」などとなかなか切り替えられないのではないでしょうか。

 幸せになる考え方を心がけることで、あまりくよくよしないようになれるといいでしょう。
 もう一つの方法は、人を幸せにすることで、自分の不幸を忘れようと努力することだと思います。それが自己執着・自意識過剰を弱めることにもなるのではないでしょうか。



   

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