読書日記

  リスクを見分けるコツ

 『自分らしく生きているかい?』(アンドリュー・マシューズ)より、
 思いきって仕事をやめた人、事業を起こした人、家を買った人、外国に移住した人……そんな「勇気のある」人に、なぜそんな大胆なことができたのか聞いてみる。すると、共通する姿勢が浮かびあがってくるはずだ。
 彼らは自分にこう問いかけている。「もし最悪の事態になっても、やっていけるか?」 その答えがイエスであれば、新しい世界に飛びこんでみる。大きいリスクと小さいリスクを見分けるコツは、そこにある。
 価値あるものを得ようとすれば、「リスクや犠牲はつきもの」と考えたほうがいいでしょう。
 そして、なかなか決断できない場合には“最悪の事態”を考え、恐れているものを覚悟できれば、決断できるでしょう。(決断するために役立つ考え方

 たとえば、「今の仕事をやめても、まじめに働く気があればなんとかなる。飢え死にすることはない」「失敗したとしても、絶対に立ち直れる。いい経験になるはず」「買って、万が一ローンが払えなくなったら、手放せばいい」「外国で暮らしてみて、どうしてもダメなら日本に戻ればいい」・・・。
 先の先をよく考えてみれば、「なるようになる」と思えることはけっこうあるでしょう。

 実際には、やってみればうまくいくことが多いのではないかと思います。(だから迷うのでしょう。はじめからうまくいくわけがないことなら迷わないはずです)
 勇気を出してやることで、得られるもの(幸せ)は大きいのではないでしょうか。



   

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