読書日記

  気持ちの悪いことはしない

 『行動することが生きることである』(宇野千代)より、
 悪口を言わない、と言うことは、そう難しいことではない。悪口を言うと、気持ちが悪い。私はただ、気持ちの悪いことはしないだけなのだ。

 いつでも気持ちの悪いことはしない。気持ちの好いことだけをしている。こんな簡単なことはないではないか。
 人の悪口は言わないほうがいいと思います。
 それは相手への思いやりもありますが、それよりも自分のためにです。
 人の悪口を言うことは、気持ちの好いことではなく、また自分の人格を下げることだと思います。
 人の悪口を言うような「そんな自分にはなりたくない」とも思います。

 同様に、人を憎む、人に嫉妬する、見栄を張る、人を傷つけようとする、人を落としめようする、人に対して悪意をもって接する・・・そんな自分にはなりたくない。
 時と場合によっては、人を嫌う、人をバカにする、人を疑う・・・そんな自分にはなりたくない。
 また、悪感情のために悪い考えや悪い行動をしてしまう、「バレなければいい」と悪いことをしてしまう・・・そんな自分にはなりたくない。

 気持ちの悪くなるようなことをしないようにするだけでなく、気持ちが好くなるようないいことをするようにしたほうがいいのでしょう。
 人にいいこと、社会にいいこと、地球にいいこと、自分の身体にいいこと、自分の心にいいこと、自分の将来にいいこと・・・。

 このような心がけをすることで、できるだけ気分好く生活できるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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行動することが生きることである』宇野千代

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