読書日記

  「思い癖」を削除する

 PHP5月号の特集は『心おだやかに生きる』。
 吉元由美さん(作詞家・作家)は、
 誰にでも「思い癖」というのがあります。いつまでもくよくよしがちな人。くよくよするというプログラムを組んでしまっているのです。どんなことにも不満の種を見つける人。物事のマイナス面しか目に入らない。すぐにダメだとあきらめてしまう。これもすべて「思い癖」です。

 悩んでいるとき、どんなことで悩むか考えてみてください。きっと自分だけの法則があるはずです。その法則がわかれば、もうあなたの人生に必要ないことです。削除してしまいましょう。
 「思い癖(考え方の癖)」は誰にでもあるのでしょう。本人が気づいていないものが多いのかもしれません。
 くよくよしやすい人、イライラしやすい人は、けっこういるのではないでしょうか。

 不満の種を思いやすい人もいれば、幸せ感謝の種を思える人もいます。
 物事や人のマイナス面・悪い所に気づきやすい人もいれば、プラス面・いい所に気づける人もいます。(物事の受けとめ方物事の幸せになる考え方
 すぐに「ダメだ」と考えやすい人もいれば、「大丈夫(にちがいない)」と考えられる人もいます。
 他にも、比較悲観的求め過ぎ言い訳などの「思い癖」がある人はけっこういると思います。

 まずは、「私にはこういう癖がある」と自覚できるといいのでしょう。
 こういう事で、こういう時に癖が出やすいという法則に気づけると、なおいいでしょう。
 悪い癖を「やめよう、やめよう」と意識するのは逆効果でしょう。
 癖がつい出てしまうのはしかたがありません。(それが癖ですから)
 悪い癖が出たときに、「まただ」と気づいて、「このような考え方はやめよう」とストップできればいいのだと思います。

 自分の悪い思い癖(不幸になる考え方)を「一つ一つ、少しずつ」減らしていけたらいいのではないでしょうか。



   

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